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 水害
 水害が起こる地域かどうかはハザードマップで知ることが出来ますが、水害で恐ろしいのは、その早さです。右の図のようにあっという間に危険水位に達し、堤防決壊や河川氾濫が起こります。
 水害は建築的対応よりも、如何に避難判断を的確に出来るか、そして持出用非常袋の備えが肝心です。

 冠水、内水氾濫
 水は上から下に流れ、方円の器に従う。自然の摂理ですが、すべての雨は、道路側溝や下水管から、近くの河川、あるいは海へと流れていきます。この中のどれかが滞ると最初は側溝が水があふれ、次に道路が冠水状態になっていき、最後は敷地に流れ込み、床下浸水などの被害をもたらします。
 特に内水氾濫は、インフラである下水道の排水量よりも、降った雨の量の方が多く、下水道が排水されなくて下水道の水が氾濫する現象です。

 東京都などの50mm/h程度の降雨量しか想定していな低い降雨量設定のエリア。あるいは平坦な平野がどこまで続く、地形的に排水勾配そのものが取れないエリアなどで発生します。常習性が高い災害です。
 建築的には、基礎そのものを高くする「高基礎」などの対応が考えられます。

 土砂崩れ
 土石流を別にすれば、土砂崩れのほとんどは、住宅の後背地近くに大きな崖地がある場合がほとんどです。一般的な住宅地で土砂崩れの危険性がある場所は少ないですが、「宅地造成規制区域」に指定されているような場所では、地形によっては、土砂崩れを警戒する必要があります。
 その中でも土砂崩れの可能性が高くなるのは、住のすぐ近くに高さ4m以上の切り立った崖がある場合です。土(山)は、土の水分が少ないときは強固な地盤でも、いったん多量の雨が降り、たっぷりと土の中に雨がしみこむと土と土の粒子が流動化し、動きやすい状態になります。



注:土砂崩れでも、特約をつければ火災保険金を受け取ることができますが、保険価額の30%を超える被害で無いと受けられないなど、一定の制約があります。詳しくは加入している保険会社に確認が必要です。


4)劣化するインフラ   災害に備えて   6)ライフライン途絶に備える