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もう一つの補正−強度補正

 コンクリートは季節=外気温によって同じコンクリートを打っても夏と冬では、強さが変わってくる。と説明しました。



・強度補正   
 そのために圧縮試験をして、そのコンクリートの強度を調べるのですが、その強度試験に用いられている養生方法は、水温20℃の水の中に入れて「ぬくぬくと育った温室育ちのコンクリート」なのです。
 まぁ、そういう風に保管しなさいと決められているので仕方がないのですが、実はこの方法で保管をしていると、そのテストピースのコンクリートは朝と夜の寒暖の差も、太陽の照り返しも、吹きすさぶ風も全く受けない健やかな成長を遂げ、現場の風雨にさらされている現場のコンクリートよりも強度が出るのです。
 当然ですね。
 かといって、一回一回、それぞれの気象環境の異なる現場のコンクリートを抜いて強度試験をすることも経済的に不合理です。
コンクリート強度 そこで、テストピース用の強度試験の結果と、実際の現場のコンクリートの強度の比較をした結果、概ね3N/mm2程度の強度の差があることが分かりました。
 そのために、「強度補正」なるものが加わり、本当に正しいコンクリートは、次にように計算して生コンクリートを頼むのです。

 つまり、真冬だと、設計強度を21N/mm2とすると、本来生コン会社に注文すべき生コンは、21(設計強度)+3(強度補正)+6(温度補正)=30N/mmのコンクリートが正しい生コンなのです。
 もっとも、住宅の場合は、設計強度自体が曖昧ですから、設計強度を18と考えれば27N/mm2でも良し、設計強度を21と考えれば30N/mm2のコンクリートになります。

 しかし、冬季(コンクリート打設の日から、28日目までの平均気温が8℃未満の時)に24N/mm2のコンクリートでは、28日目には18N/mm2に達しているかどうか分かりませんよ。
 ちなみに、代表的な地域の平均気温は、気象庁のホームページ、「過去の気象データ検索」で1時間単位まで完璧に知ることが出来ますよ。

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