特殊な換気扇を使おう

生活を便利に、あるいは補助してくれるいろいろな換気扇があります。
同時給排気型レンジフードは、これからの住宅に必要不可欠な換気装置でしょう。

その他湿度や温度を感知するスイッチは、使い方が適切であれば便利な設備です。

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同時給排気型レンジフード

高断熱高気密の住宅では、計画換気をより有効に機能させるために、キッチンのレンジフードには同時吸排気型のものを使う場合があります。

この理由は、レンジフードの排気量は、計画換気の排気量の2~3倍の大きな排気をおこなうため、排気だけのレンジフードを使うと、空気がレンジフード側に流れ込み、空気の流れが大きく変わるため、せっかくの計画換気の機能が乱れてしまいます。

そのため、レンジフードのスイッチを入れれば、同時にその排気に見合う吸気をレンジフードに送り込んで計画換気自体の空気の流れを妨げないようにしている換気扇です。(注:さらに進化した熱交換型レンジフードも販売されています。)

小屋裏収納や地下室に便利な換気扇

敷地の狭い日本では近年小屋裏収納を設ける住宅が多くなっています。でも、いくら断熱をしてもやはり小屋裏は小屋裏。夏は非常に暑いものです。

そのため、温度センサー付きの換気扇を設け、小屋裏収納か一定の温度になれば、自動的に換気扇が作動するシステムを設ける場合もあります。温度が上がっては困るようなものを収納する場合には有効な方法です。

また、湿気がこもる地下室には、湿度を感知して動く換気扇もありますよ。

床下換気扇

古い家で床下の湿気が気になる場合は、既存の床下換気口に取り付ける「床下換気扇」などが有効です。
でも、悪徳リフォーム会社のセールスにも悪用される品物ですから、本当に床下が湿気ている場合にのみ検討してみましょう。

乾燥している床下には不必要な設備です。

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