住まいの材料と工事−材料・工事ミニ知識住まいと法律・タイトル


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コンクリートの固まり方
       と強度単位

設計強度とは
気温に応じた打設強度の補正
コンクリートの品質管理
シュミットハンマー試験
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冬わかる。嘘つき業者と
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基礎立上がりにジャンカが
    出来る理由(わけ)

ジャンカのレベルと補修方法
雨とコンクリート

●コンクリートのミニ知識
冬のコンクリートは危ない!
気になる基礎のクラック
レイタンス処理について

●屋根工事
屋根材の種類と特徴
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モルタルと
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モルタル外壁
サイディング外壁
ガルバニューム鋼板

●タイル工事
タイルの用語と種類
タイルの工法
タイルの価格
ブリックタイル

●外壁通気工法
外壁通気工法って何?
外壁通気工法のルール

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換気の種類と目的
・機械換気のいろいろ
第一種、三種換気の特徴
換気方式とコスト
熱交換器のメリット
特殊な換気扇を使おう

●壁紙
壁紙
クロスの貼り分け
ボーダークロス−1
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クロスの本場

●材料・工事ミニ知識
ご祝儀コミュニケーション
柱状改良杭のチェック
木材が雨に濡れると・・・
基礎の防湿シートの誤解
小屋裏換気とは
外壁防水シートの役割
・ねじ山三山の意味
・24時間換気の意外な効用


 

 

 
ホームエレベーター

■ホームエレベーターの必要スペース

ホームエレベーターは、2人用、3人用によって、次のスペースがあれば設置できます。
ただ、実際に2人のる、あるいは、車イス+介護者となると3人用でないと、つらいのでは。
価格も、2人用と3人用では、あまり差はありません。
   ホームエレベーター必要寸法
寸法は、壁の中心寸法です。  データは、2,000年3月現在。
各社HPより、抽出。

■将来設置も可能  (事前の構造補強が必要)

エレベーターの設置には、それなりの構造補強が必要です。
構造補強も最初にやっておけば、将来、納戸にエレベーターを設置することも可能です。
また、最初にしておけば、構造補強といっても、ほとんど補強費用はかかりません。

事後設置の注意点
■エレベーターを設置する部分の基礎は、強固な基礎が必要。
1階床からの深さも55cm程度必要。
■エレベーターの周囲の壁は、構造補強が必要。(筋交いなど)
■建物全体として10%程度の強度アップが必要。(耐震強度)
以上3点が、主要な構造補強のポイントです。
最初にすれば、あまり費用の上がるものではありませんが。後ですると大変です。

注意: エレベーターは、役所への確認申請の提出が必要です。無届けですることは出来ません。
また、違法建築のように違法でしてくれるメーカーもありません。
事後設置の場合、建物を建てる段階で場所を想定し、最初に必要に構造的補強をしておかないと、完成後の構造改修は非常に難しいです。

■価格とメンテナンス費用

■メーカー公表価格
       (3人用)
■発売メーカー
■メンテナンス
2階建て、2.500.000円前後
3階建て、2.800.000円前後
松下電工
日立
三菱電機
フジテックなど
他に、専業メーカーもありますが、メンテナンスを考慮して決める必要があります。
年間保守料金
42,000円〜58.000円/年
(年1回の法定点検を含む)

注:年1回、役所への定期報告が義務づけられています。

実情価格については、個々にお確かめください。
(公表価格の8掛け程度でしょうか)

■大いなる幻想−移動スピード

決して、マンションや公共施設にある移動スピードを期待しないでください。

マンションなどにあるエレベーターのスピードの1/5程度のスピードです。
ゆっくり、ゆっくり動きます。

階段昇降機のスピードも 7m/s程度で、ホームエレベーターよりはさらに遅くなります。
よく使われているエレベーターの
上下移動スピード(m/S)
階段昇降機
7m/s
ホームエレベーター
12m/s
高層マンションなどの
 エレベーター
90m/s
5〜9階程度のマンションでのエレベーター
60m/s
低層マンションの
 エレベーター
45m/s

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