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レイタンス処理について


 ねこちぱぱさんは、このサイトの最初のサポートサービスを受けられた方で、非常に研究熱心な方でした。
 そして、工事中の経緯と仕様書などの解説を非常に細かに、わかりやすく解説されていますが、少しその説明で違う部分があります。
 そして、ホームページの文言だけで誤解されている方がいますので、ここで補足と修正説明をしておきます。

■ねこちぱぱさんのページ
 ねこちパパさんのホームページを引用すれば、
レイタンスとは、コンクリートを打ってしばらくすると、表面に浮き上がってくる微粒子の成分です。ノロと呼ばれることもあります。
コンクリートを打ってからしばらくすると表面に水が浮いてきます。この水のことをブリージング水と呼びます。ブリージング水は、コンクリートの中の微粒子成分もいっしょに連れて来てしまいます。これがレイタンスです。

レイタンスには強度がまったくありませんので、これを放置したまま上にコンクリートを打ち増しすると、ここが境目となって強度がいっぺんに弱くなります。 コンクリートを打ちつぎするときに、レイタンス処理をしないままに時間をあけて打ちつぎをすると、こうした接合部のある、弱いコンクリートができてしまいます。この弱い接合(部)をコールドジョイントと呼びます。新幹線のトンネルなどで起きたコンクリートの剥離も同じ原因によるものです。 このことは特に背の高い基礎を打つ必要がある場合に要注意です。浴室回りなどに背の高い基礎を打つことがありますが、背の高い基礎は重みのため、分けて打つ場合があります。このような場合に、きちんとレイタンス処理をしないまま継ぎ打ちすると、上下に分かれた接合部ができてしまい基礎の強度は大変弱いものとなってしまいます。



レイタンスは、まさに不純物      
 レイタンスは、左の赤文字の説明のように、コンクリートから浮いてくる不純物で、いわば、鍋料理の時の「アク」と考えればわかりやすいでしょう。それは、どんなコンクリートであれ、すべてのコンクリートから出てくるものです。
レイタンス処理は、コールドジョイントではない
 左の説明で間違っている部分は、コールドジョイントは、その日に打つコンクリート打設中に、生コン車が来ずに時間が経過し、最初に打ったコンクリートが固まりだし、その結果次のコンクリートとの間で、コンクリートが一体化できず弱くなる部分をいい、レイタンス処理とは直接関係がありません。
 また、新幹線のコンクリート剥離は、かぶり厚不足からくる鉄筋膨張による剥離で、レイタンス処理とは関係ありません。
 ただ、コールドジョイントの部分はコンクリートが一体でないため、強度が低くなっているのは事実です。
 また、浴室などの背の高い基礎を打ち分けて打つこともありません。
レイタンス処理の目的は、打ち継ぎ部分の一体化
 しかし、普通の生活で接着剤を塗る面の掃除をするのと同様に、打設したコンクリートから浮き出た不純物(レイタンス)を取り除き、次回のコンクリートとの付着性を良くするためにコンクリート表面の不純物をはぎ取る作業をレイタンス処理と言います。
 大規模な建物であれば高圧洗浄、住宅であれば金ブラシなどではぎ取るのが一般的です。


・しかし、100%近くやっていないのが実態
 しかし、実際にレイタンス処理まで行っている現場は、大規模工事でも、住宅現場でも極めて極めて限られています。
 むしろ、レイタンス処理というものをを知らない設計者、現場監督の方が多いでしょう。


レイタンス処理をしなければ・・・
 結論から言えば、やった方がもちろん良いが、やらなくても、それによって重大な現象が起こることは無い!という一言に尽きます。
 過去、レイタンス処理をしなかったから、地震時に建物に重大な影響が生じた。という話はありません。
 その理由は、基礎には、上下に伸びる縦の鉄筋が入っており、レイタンス処理をしなくても、鉄筋が基礎のコンクリートを分離から防いでいるからと思われます。

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