知って納得構造科学住まいと法律・タイトル

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品確法の耐震等級
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耐震基準の『前提』
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耐震基準ギリギリはダメ
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耐震等級2以上を薦める訳
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ギリギリの耐震性とは
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・制震装置は効果ある?
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耐震性の強さの変遷
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通し柱は多い方がよい?
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耐震性に優れた柱埋込金物
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壁は多いほど強い!
大開口に門型フレ−ム
床の変形を防ぐ剛床
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3階建てを強くしたい
崩落するためにある土壁
地震でわざと落ちる日本瓦

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構造のいろいろ
木の意外な強さ
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知って納得構造科学−木の意外な強さ

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木材とコンクリートと鉄骨を比較すれば、圧縮力(上からの力)に、一番強いのはどれでしょうか。なんとなくの感覚では、コンクリートが一番強そうに感じると思いますが、実はそうではないんですね。

下の図のように、10cm角の部材を比較すると、木材が約6トンの重さを支えられせるのに対して、コンクリートは約7トン。鉄骨の塊では20トンもの重さに耐えられます。

意外と木材は強いんです。だからこそ、鉄筋コンクリート造の柱は太くする必要があるんですね。

 

木材

コンクリート

鉄骨

支えられる強さ
10cm角の柱で比較

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上記の表からも明らかなように、木材は充分な強度を持っています。

しかし現実には、コンクリートと比べて耐久性や耐火性、そしてコンクリートのような太い柱になる材料がないため、マンションなどはコンクリートで造られています。
言い換えれば、強度だけを比較すれば、木造の建物でも一定の構造計算をおこない、適切な施工をすれば、充分強い建物を作る事が可能なのです。

正倉院や五重塔に見られるような高層の木造建築は、木本来のもつ性質を巧みに引き出して造られていますし、かの姫路城の建物の高さは31.5メートル。これは今で言う10階建てのビルに相当しますが、それでも木材で作られています。

木材って意外と強いんですよ。

樹種と強度

木の強さ
(圧縮力)
10cm角の場合

木の種類

木の強さ

かし

9.0トン

あかまつ・くろまつ・べいまつ

7.5トン

からまつ・ひば・ひのき・べいひ・くり・なら・ぶな・けやき

7.0トン

つが・べいつが

6.5トン

もみ・えぞまつ・とどまつ・べにまつ・すぎ・べいすぎ・スプルス

6.0トン


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