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軸組の防腐、防蟻

ややこしいが、理解しよう。

 軸組の防腐方法は、下記の表をみても非常に理解しがたい表現ですが、等級2では、外壁通気工法だけでも良く、反対に地盤から1m以下の部分に普通の防腐処理をするか、柱を全て120mm角にする。あるいは全ての柱を耐久性樹種にすれば等級2となります。
 しかし、等級3では、軸組すべてに非常にきつい薬品性のK3仕様の防腐処理を行うか、あるいは外壁通気工法とした上に、さらに地盤から1m以下の部分に防腐処理か柱を135mm角にするか、全ての柱を特定耐久性樹種にしなければなりません。
 2X4工法の場合も軸組工法のような柱はありませんから、柱以外の部分が適用されます。

        

等級1
(基準法同等)
等級2
(公庫耐久性仕様)
等級3
詳細規定は無い。 下記のいずれか
□外壁通気工法とする。
地盤から1mまでの軸組は下記のいずれか。
 柱は下記のいずれか
   □薬剤処理
   □耐久性樹種の使用
   □120mm角の柱の使用
 柱以外は下記のいずれか
   □薬剤処理
   □耐久性樹種の使用
 合板
   □薬剤処理が必要
・薬剤処理は現場塗布、加圧注入、浸漬、吹付、接着剤混入など
下記のいずれか
□外壁の軸組はK3相当の防腐、防蟻措置
外壁通気工法とし、かつ地盤から1mまでの軸組は下記のいずれか。 柱は下記のいずれか
 □薬剤処理
 □耐久性樹種の使用+120mm角   □135mm角の柱の使用
 □特定耐久性樹種の使用
 柱以外は下記のいずれか     □薬剤処理
 □特定耐久性樹種の使用
合板
 □構造用合板を使用し、薬剤処理 ・薬剤処理は現場塗布、加圧注入、浸漬、吹付、接着剤混入など

    

 

■軸組とは柱、間柱や筋交い、下地材、合板のこと。
 2X4の場合は、下枠、縦枠、上枠などのフレーミング材のこと。
■K3の防腐、防蟻措置とは、薬剤処理の方法で、K1からK5までの処理方法(薬品の強さ区分)があり、CCA加工などと表現される場合が多い。
 薬品化合物の主成分によって、AAC,ACQ,NCU,NZN,CCAなどがある。
■薬剤処理とは、クレオソート又は(社)日本木材保存協会認定の 防腐剤、(社)しろあり対策協会認定の防腐、防蟻材を使用する 。
注記:北海道、青森県では防蟻措置は不要とされています。

■耐久性樹種
ヒノキ、ヒバ、米ヒバ、ケヤキ、アピトン、ウェスタンラーチ、ウェスタンレッドシーダー、カプール、カラマツ、クヌギ、クリ、ケンパス、スギ、セランガンバツ、台湾ヒノキ、ダグラスファー、ダフリカカラマツ、タマラック、パシフィックコーストイエローシーダー、米スギ、米桧、米松、ミズナラ

■特定耐久性樹種
ヒノキ、ヒバ、米桧、米スギ、ケヤキ、クリ、米ヒバ、台湾ヒノキ、ウェスタンレッドシーダー 同等材 サワラ、ネズコ、イチイ、カヤ、コウヤマキ、インセンスシーダー、センペルセコイヤ

・建築基準法では、構造上主要な軸組の内、地盤から1m以下の部分は防腐、防蟻のための有効な措置が必要と書かれています。ただし、明確な仕様は規定されていません。


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