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バルコニー防水の方法
建物と周囲地盤の関係
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バルコニー防水の方法


バルコニー防水に規定有り
 (財)住宅保証機構の性能保証を利用する住宅では、バルコニーの防水工事に一定の保証規定が盛り込まれています。  従来からバルコニーなどの防水事故は多く発生しており、また、近年はFRP防水が多用されている反面、品発管理が十分でなく、誤った防水施工による事故も発生しています。
 そのため、(財)住宅保証機構では性能保証の10年保証を受ける建物はすべて右記の条件を守って工事を行うことが保証条件となっています。

■仕様のポイント
 防水の種別に関係なくバルコニーの床の勾配は1/50以上の水勾配が必要です。また、防水はサッシに120mm以上立ち上げ、バルコニーの外周部には250mm以上の立ち上げが必要となっています。  さらにFRP防水をする場合は2プライとし、床の下地合板も2枚張りとし、葛防水の目安は10m2前後にするように求められています。

■必ず事前確認を
 保証条件とはなっているものの、(財)住宅保証機構の現場検査は配筋時点と上棟後の2回しかなく、バルコニーの防水時期に検査が当たるとは限りません。
 また、この仕様は平成16年に変更された仕様ですから、その仕様を知らない建築会社も存在しています。また、図面でもほとんど記載されないですから、(財)住宅保証機構の性能保証を受けている場合は、着工前に必ずこの施工がなされるのかどうかを確認しておきましょう。


■下地が濡れているのは不可
 FRP防水kに限らず、防水工事をする下地が濡れていると下地と防水層が密着しません。施工時に下地が雨に濡れているのは厳禁です。




FRP防水って何?
 FRP防水はFRP樹脂とガラス樹脂のマットが幾重にも重なり合ってFRPの膜を作る工法です。ガラス繊維のマットが2層のほうがより強いFRPとなります。FRPはモーターボートや小型漁船の船体などでも多用されている材料で、工事の簡便性と防水の確実性から近年の住宅防水の主流となっています。

性能保証住宅設計施工基準(平成16年改訂版)
第8条
バルコニーの防水
1.バルコニーの床は、1/50以上の勾配を設けなければならない
2. 防水材は、下地の変形及び目違いに対し安定したものであり、かつ破断又は穴あきが生じにくいものとしなければならない。なお、FRP防水にあってはガラスマット補強材を2層以上としたものであること。
3. 壁面との取合い部分は、開口部の下端で120o以上、それ以外の部分で250o以上立ち上げ、シーリングを施さなければならない。
4. 排水溝は勾配を確保し、排水ドレイン取付部は防水層の補強措置及び取合部の止水措置を施さなければならない。
5. 手すり壁は、次の各号による防水を施さなければならない
一, (略)
二, 防水紙を下端から張り上げ、手すり壁の上端部で重ね合わせ、防水テープを用いて防水紙の端部を密着させること

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