住まいの性能 基礎知識住まいと法律・タイトル

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●性能表示制度ダイジェスト
はじめに
構造の安定性(耐震性)
火災時の安全性
光・視環境
劣化の低減(耐久性)
維持管理の配慮
温熱環境(省エネ性)
空気環境(シックハウス)
高齢者への配慮
音環境
防犯に関すること

●住宅性能と記号
○断熱系
C値 :相当すきま面積
K値 :熱貫流率
Q値 :熱損失係数
○防音系
L値 :床の遮音等級
T値 :サッシの遮音等級
D値 :壁などの遮音性能
○木材系
D1材:木材の耐久性区分
KD材:乾燥木材
○地盤系
N値 :地盤強度の指標
○シックハウス
Fc値:ホルムアルデヒド

●住まいの防犯対策
ドロボウの手口と侵入口
防犯対策の基本
それぞれの場所の防犯対策
ガラス知識・CPマーク

●住宅の防音と遮音
音とは
2世帯住宅と防音
外部からの防音と遮音
マンションの防音

●性能ミニ知識
長期優良住宅


 

 

 
高齢者への配慮(バリアフリー)

高齢者への配慮とは

住まいのバリアフリーは等級1〜5までありますが、この内容を見ていると等級4程度までは杖などを使って歩行できる程度の傷害、最高ランクの等級5で初めて車いすで自由に室内を行き来できる状態を設定しているようにも思います。
また、5段階の細かな段階をつくっているものの本来のバリアフリーを考えるのであれば等級3〜5程度で無ければほとんど意味を持ちません。
また、人も住まいも歳と共に加齢し、衰えてきます。でも体力の衰えも、発生する傷害の程度も人それぞれです。きっと車いす生活があるだろうと考えるのも間違いです。

そして、バリアフリーなどいう発想が無かった古い住宅でさえ寝たきりの人を抱えたり、杖のある生活を余儀なくされたりします。バリアフリーの根本は傷害のある人が自立した生活を送れることです。そのためには、バリアフリーの設備を設けていれば大丈夫だという考え方こそ、バリアフリーで取ってはならない姿勢なのです。

■等級

等級 評価
等級5 廊下も広くしたバリアフリー 長寿社会対応設計指針の推奨基準程度
等級4 階段が緩やかで余裕のあるバリアフリー 長寿社会対応設計指針の基本基準程度 バリアフリーの入り口的基準
等級3 標準的な仕様 階段勾配、手すりの設置、ドアや通路幅の規制 寝室や浴室の大きさの規制度
等級2 転倒を防ぐ程度の基本的な配慮 階段の勾配、手すりの設置の規制程度
等級1 建築基準法と同じ .

■等級基準の抜粋

    


等級3は、ほぼ標準

手すりを追加する程度で、ほとんど等級3レベル

今の建物は、そんなに気にしなくても、通路幅や部屋の大きさという点では標準的に等級3前後のバリアフリー性は備えています。
あとは玄関や浴室などに手すりを付けたりする程度の軽微な費用で等級3はクリアできます。


等級4.5は、階段、廊下でプラン上の工夫と余裕が必要。

材料などのコストアップはほとんど無い。床面積に余裕が必要。

等級4.5とも、階段は一般的な階段よりも、より緩い階段になっています。
等級5では、廊下の有効幅は85cm必要です。
(910モジュールでは出来ない)
また、ドアの有効幅も80cmが求められています。

どちらの場合も、プラン上の工夫やちょっとした余裕が必要となってきます。
等級4.5をするからと言って、直接のコストアップ要因は無いが、間取りにちょっとした余裕が必要になってきます。


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