住まいの性能 基礎知識住まいと法律・タイトル


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●性能表示制度ダイジェスト
はじめに
構造の安定性(耐震性)
火災時の安全性
光・視環境
劣化の低減(耐久性)
維持管理の配慮
温熱環境(省エネ性)
空気環境(シックハウス)
高齢者への配慮
音環境
防犯に関すること
(その他の制度)
長期優良住宅
ZEH(ゼッチ)住宅

●住宅性能と記号
○断熱系
K値 :熱貫流率
UA値:外皮平均熱貫流率
ηA値:冷房期の平均日射
     熱取得率

○断熱系(旧基準)
C値 :相当すきま面積
     (旧基準)

Q値 :熱損失係数
     (旧基準)

○防音系
L値 :床の遮音等級
T値 :サッシの遮音等級
D値 :壁などの遮音性能
○木材系
D1材:木材の耐久性区分
KD材:乾燥木材
○地盤系
N値 :地盤強度の指標
○シックハウス
Fc値:ホルムアルデヒド

●住まいの防犯対策
ドロボウの手口と侵入口
防犯対策の基本
それぞれの場所の防犯対策
ガラス知識・CPマーク

●住宅の防音と遮音
音とは
2世帯住宅と防音
外部からの防音と遮音

 


 この章では、「住宅性能表示」制度に関わる住宅性能の数々をご紹介していますが、近年では、これ以外にもいろいろな制度が加わりました。
 「長期優良住宅」制度については、前ページで紹介していますが、ここでは「省エネ住宅」の一つの制度として利用が拡大している『ZEH(ゼッチ)住宅』について、その概要を紹介しています。



■ZEHとは
 ZEHとは、「ゼッチ」と呼び、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のことで、

 @建物の断熱性能等を大幅に向上させるとともに
 A高効率な設備システムの導入により、大幅な省エネルギーを実現した上で、
 B再生可能エネルギーを導入する
ことにより、

 その住宅の年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅
 
の事を言います。
 


■他の制度との関係
・もともとの性能評価
 元々あった性能評価は、下の図のような「性能評価制度」です。断熱等級が1〜4までありました。
・長期優良住宅は前項でも説明しているように、断熱については、断熱等級4と、一次エネルギー消費量等級4の住宅です。
・低炭素住宅は、断熱等級4と、一次エネルギー消費量等級5の住宅です。
・ZEH住宅は、図のように上の3つの性能基準を一気に超えた省エネ性能が求められています。
 性能評価制度、長期優良住宅制度などは、建物の断熱だけに特化した省エネ技法ですが、ZEH住宅は、一次エネルギー消費量のゼロを目標とするなど、非常に高い省エネ性能が求められています。

     


■ZEHの区分と優遇制度
 政府は、2030年には、住宅の約半分をZEH住宅にすることを目指して、ZEHにもいろいろなランクを設け、そのランクに応じたいろいろな優遇制度を作っています。
 2021年の制度では、最も低いランクの「ZEH住宅」で60万円、最も高い性能の「次世代ZEH+」では、105万円+機器による割増補助金制度など、多様な補助金制度も導入しています。
注:政府が力を入れている制度なので、制度設計も変更されやすいため、ここでは詳しく説明していません。リサーチを試みてください。


  (その他の制度)       
住まいの水先案内人・エンドパネル