【断熱系】UA値:外皮平均熱貫流率

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平成25年(2013年)の法改正で以前のQ値という基準から、UA値(外皮平均熱貫流率)という基準に変更されました。

外皮表面積とは、床面を含む断熱材に覆われた部分の表面積で、具体的には床下断熱や外壁、あるいは天井や屋根断熱の表面積を合計したものです。
これは従来のQ値で、吹き抜けや小屋裏収納など床面積に含まれない部分が多い建物ほど、正確なQ値にならないという制度設計上の不備を修正し、より実態に即した計算式になりました。

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地域によって異なる要求

地域の区分

全国を8つのゾーンに分けて、それぞれの基準が設けられ、省エネルギーの建物を建てる場合の指針となっています。 。

注:地図には含めていませんが、沖縄も入っています。
注:図のように、都道府県単位では無く、市町村単位で細かく細分化されている。

 

地域別の満たすべきUA値基準(上の欄)

 

外皮とは

外皮とは、下の図のように、屋根(または天井)、外壁、サッシ、床(または基礎断熱)という住宅の部屋をぐるっと取り巻く断熱材で囲まれた『6面体』のことをいい、その平均の熱貫流率をUA値といいます。
そして地域ごとに、最低限クリアすべきUA値の当たりが上の表です。

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