住まいの防犯対策住まいと法律・タイトル

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防犯:ドロボウの手口と侵入口
 住まいの防犯を考えるためには、まずはどんな手口で建物に侵入されているのか、といった実際の手口を知っておくことも大事ですね。
 このページでは、主として警察庁などが発表しているドロボウの手口と侵入口を紹介しています。

防犯:発生件数防犯:戸建てもマンションも被害は同率
 平成18年度の侵入窃盗(ドロボウ)の発生場所は右の図のようになっています。
 この図だけを見ると一見「戸建て住宅の方が泥棒に入られる率が高い」と錯覚しがちですが、そうではありません。
 戸建ての住宅に入られている比率とマンションに住まわれている比率が違うため、住宅の比率で考えると、実際には戸建て住宅もマンションもほぼ同率で、泥棒の被害に遭っています。
 2005年統計では、一戸建て総数:2649万戸、マンション総数:1873万戸なので、戸数の比率は、戸建て1に対してマンションは7割。一方、ドロボウ被害の比率は戸建て35.6%に対して、マンション24.4%ですから、戸建て1に対して、マンションは68%となり、ほぼ同率です。 
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防犯:手口と侵入口
 さて、戸建て住宅もマンションや長屋と言われるタイプの住宅でも、空き巣被害に遭うのはほとんど同じだ・・というのが統計的に分かりましたが、いたずらにあれもこれもと防犯に費用がかけられるわけではありませんね。
 ドロボウが、どこから侵入し、どんな手口で入ってくるのか。それが分かれば対策の的も絞りやすくなります。警察庁では、平成18年の侵入窃盗のデータを次のように発表しています。(平成18年の戸建て住宅のデータです)

    防犯:手口と侵入口

 

 それによると.....
侵入口は61%が窓。21.7%がドア。つまり、ドアと窓で83%近くになります
手口としては、ガラスを破るのが44.4%、ドアなどの錠前を壊すのは、わずかに4%ほどです。そして意外なのは施錠をしていなかったり、開け放していたドアや窓からの侵入が40%もあるのです。窓を壊し、あるいは開いていた窓やドアから進入するのが、全体の84%にもなるんですね。

 つまり、ポイントは、窓とドア、ガラスの対策、そして、施錠の4つですね。


防犯:ドロボウの留守チェック
 ドロボウさんは、どのような方法で在宅か留守かをチェックしているのでしょうか?
 警察庁のホームページでは、右のグラフのような確認方法を取っているようです。
 意外なのは、インターホンを鳴らしてみて人がいるかどうかでチェックするのが最も多く、それ以外に、カーテンの閉め具合など外観的な状態で留守かどうかを判断していると考えられるのが、グラフの赤丸で囲ったように、実に82.8%に達しています。

 このグラフを元に行動パターンを考えてみると  
 まずは、
 ・動きを見張る。カーテンの開け閉めの具合も見る。
  居ないようだと思うと、確認手段として
 ・インターホンを押して留守かどうかを確かめる
 ・ついでに郵便箱をのぞいて郵便物や新聞が溜まっていないか確かめる
  そして、念のために、ガラスに小石を投げてみる。
  反応がなければ、居ないと確信して侵入する。

 まぁ、これらの全てをやっているのかどうか分かりませんが、全てをやってみてもものの数分もかかりませんし、よくよく考えると誰でも考えそうなことばかりですね。その間に誰にも姿を見られなければ、安心して侵入するのでしょう。

 と言うことは・・・
 ・外出時も普段と変わらないカーテンなどの閉め方をしておく
 ・テレビやラジオを流し、照明もつけておく
  人が居るかどうかが分からないように、外出時でもテレビを付けたりラジオを流して人がいるように見せかけたり、照明を付けておくことの大事なことでしょう。
 ・テレビモニター付きのインターホンを取り付ける。
  特に録画機能付きのものは、留守時の画像を後でチェックして不審者がインターホンを鳴らしたかどうかなどもチェック出来ますね。(不審者のうろつき程度が分かる)
 ・郵便ポストは、外壁取付型にする
  戸外ではなく外壁取付型で、室内に取り込まれるタイプの方が郵便物や新聞の溜まり具合がわかりにくいです。たとえば、屋外ポストの場合は、夜になっているのに夕刊がポストに入ったままだと「不在」というのがまるわかりになってしまいます。留守がちであったり、共働きなどの家庭では一考しておく必要があるのかも知れません。


防犯:侵入時間とセキュリティサービス
■ドロボウの侵入時間
 警察庁の統計では、ドロボウがどの程度の時間で侵入を諦めるか、というデータを公表しています。それによると、概ね10分程度時間が過ぎると75%のドロボウが侵入を諦めるようです。

 では侵入時にガタガタ窓ガラスなどを壊せば、セキュリティーサービスが飛んでくるセコムなどに代表される機械警備はどういう決まりになっているのでしょうか。

警備業法 25分以内の到着義務
ドロボウなどが侵入を開始し、機械警備の警報を受けてから、現場の到着するまでの時間は、警備業法という法律で決められており、25分以内に現場に到着する必要があります。(例外地域で30分)
交番の数6185カ所 そしてそのために、最大手のセコムでは全国2200カ所に拠点を設けていると説明していますが、これは多いのか、少ないのか?? その目安のなるのが交番の数ですが、平成19年の全国の交番の数は6185カ所。そして、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県の交番の5都府県の交番の合計は2720カ所となっています。
概ね15分程度の到着 私も以前、セキュリティ会社の人に聞いたところでは、必ずしも警報受信をしている拠点にサービスカーがいるのではなく、自動車で決められた担当地域を巡回しているようですね。
そして、センターから指令を受けると、現場に駆けつけ、平均的に住宅地であれば15分前後に到着出来るように配置を心がけているようです。
つまり、上の侵入を諦める時間が10分とすると、15分後に駆けつけてもドロボウさんはいない・・という寸法です。
そのためか警備会社が、我が社の今月のドロボウの検挙は○人なんて宣伝していませんね。。
機械警備 機械警備(セキュリティサービス)は、抑止力
時々誤解があるのですが、機械警備は、ドロボウを捕まえるのではありません。ドロボウさんも、セキュリティーサービスが現場まで15分程度かかることを十分知った上で行動しています。
こういったサービスは、あくまでも『抑止力』として働くのであって、直接的な防止にはなりませんし、ドロボウが捕まるわけではないことを誤解しないようにしておきましょう。
セキュリティサービスって、まぁ、外壁に「セ○ム警備」なんてシールが貼られ、窓に警備用のセンサーが張り巡らされていれば、他の家よりも用心しないとうかつに踏み込めない・・って身構えさせる効果でしょうね!!
強奪5分 なぜなら、ニュースでも報道されましたが、4月9日深夜、神戸の繁華街の宝石店にトラックを突っ込み、ものの5分で店内の宝石を盗んで逃走した強盗事件がありました。警察や警備会社の到着は、その少し後だったようです。住宅と商店は違うとはいえ、要は、入る気になれば短時間で入り、盗まれる。。。と言うことですからね。

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