住まいの見積と図面住まいと法律・タイトル

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各業界の利益調べ(2007)
HM別、坪単価の傾向

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目くらましテクニック
坪数水増しテクニック


 

 

 

図面、見積書のどちらかが漏れていたら・・

 住宅以外で行われる建物の契約行為では、通常見積書よりも設計図面が優先されます。

 たとえば、図面に樋がダークブラウンと書かれてあり、現場がアイボリー色であった場合や、見積書に樋の項目が完全に抜け落ちていたとしても、
図面に書いてある以上その工事を請け負った会社は図面どおり施行する義務があります。

 見積書の単価や数量が分からなくても、あなたの要望がすべて書かれているのが図面です。見積書をチェックすると同時に、図面もあなたの要望がすべて書き込まれているか充分にチェックしましょう。


見積書なのに、なぜ図面が大事?

 また、構造材を例に取れば、工務店的な会社は、右図ののような見積もり記載が多く、ハウスメーカーや建築条件付きでは、圧倒的にのようなスタイルの見積もりになってきます。
  このとき、のような表現であれば、構造材に何が使われているかは見積書で記載されていますが、Bのようなスタイルであれば、見積書では構造材になにが使われているかを知ることが出来ません。
 つまり、のようなスタイルをとる会社では、仕様書や図面に記載されていることが唯一のものとなってしまいます。ここに図面が重要な役割を果たすことになります。

 飾り棚を追加した。玄関収納を変更した。といった仕上げに関する部分も図面、見積書の双方に反映されているかどうかのチェックも、もちろん必要ですょ。


ハウスメーカー、建売系と工務店の違い

 ハウスメーカーや建売系と工務店では、見積書の表現が異なります。それはコスト管理の関係ですが、内訳明細が少ないハウスメーカーや建売系では、図面や仕様書が重要な位置を占め、見積もり明細が細かい工務店などでは、図面に書かれていなくても、見積書に事細かに反映されている場合があります。

それぞれの見積もり形式の違いをふまえて、見積書と図面(仕様書を含む)の両方のチェックが必要です。

ハウスメーカーや建売系業者
工務店系
ハウスメーカーは、消費者が選びやすいように建物をシリーズ化しています。
また、自社工場での製作や大量発注などにより、本社がコスト管理をしている例が多くあります。
そのため、工務店のような内訳明細はなく、本体工事1式いくらの表現しか見積書には現れません。
また、建売系も同様に坪いくらの販売をしているために、内訳明細が出てくることはありません。
これらは工務店とはコスト管理の方法が違うため、
ハウスメーカーに内訳明細を求めてもムダです
ハウスメーカー見積書の一例(本体の表現と玄関ドアを変更した場合)
本体工事(○○タイプ)

22,458,000

. . . .
玄関ドア減額

1

ヶ所

182,000

玄関ドア−変更/YH-852-B

1

ヶ所

245,300

 

工務店は、多くの場合、各工種の単価の積み重ねによってコストを出していきます。
もちろん多くの住宅を手がけた経験則で、坪数とグレードがわかればカンピューターであまり狂いのない工事費をだすことはできますが、正確に出すためには各材料を拾い出し、施工費をはじきあるいは専門下請けに見積をとって、見積書を作成していきます。

工務店では、内訳明細書が出るのが当たり前です。

工務店の見積り例−1(m2の数量で出す方法)
壁・石膏ボード張り

167m2

2,000

334,000

床.フローリング張り(大建−675−B)

82m2

8,500

697,000

工務店の見積り例−2(材料と手間を別々に出す方法)
壁・石膏ボード

70枚

800

56,000

同.張り手間(大工手間)

1式

.

252,000

床・フローリング(大建−675−B)

24包

15,000

360,000

同.張り手間

12人工

25,000

300,000


図面チェックのポイント

図面名

CHECK POINT

チェック欄
仕様書・仕上表 構造材の材料の大きさが書かれているか  土台、柱、梁など
断熱材の使用材料・厚みと使用ヶ所が書かれているか
基礎の形状(布基礎・べた基礎など)が書かれているか
屋根のメーカー・材料名が書かれているか
外壁材の材料名と仕上げが書かれているか
アルミサッシ・ドアのメーカーとグレート・品番・色が書かれているか
バルコニーの仕様が書かれているか
内部の仕上材料(床・壁・天井)の名称が書かれているか
内部ドアのメーカー・品番・色等が書かれているか
手摺・カーテンレールなどの注文したものが書かれているか
キッチン・洗面台・便器・浴室などの使用機器のメーカー・品番が書かれているか
コンセント数・電話配管数などの電気の数量が明記されているか
(平面詳細図のみに記載する場合もある)
その他・特別注文に関して記載してあるか
配置図 建物の配置は打合わせどうりか
平面図・立面図
断面図・屋根伏図
間取りの確認
外壁・屋根材料の確認
庇の有無
共通 その他・注文した事がすべて記載されているか
.

  見積もり(注文住宅)  
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