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長期優良住宅制度とは

●基礎知識
戸建住宅4つの取得法
確認申請とは
住宅会社のバラツキ度

●構想、計画編
ライフステージを考える
ライフスタイルを知ろう
設計と工事に必要な時間
コラム:工期は何ヶ月が適正
購入派 VS 賃貸派

●不動産取引の基礎
土地 建物をめぐる法律
不動産広告の見方
建物価格の目安
地価を調べる
不動産広告の種類と信頼度
不動産業者チェックポイント

●住宅ローンの基礎
トータル費用の把握
いくら借りられるか
繰上返済でさっさと返そう
変動金利か、固定金利か
銀行金利の裏を見よ!
火災保険のミニ知識
コラム:保証料っな〜んだ!

●コラム&ミニ知識
住宅20年の性能変化
大中小、零細企業の比率

データから見る住まい
人工減少社会と住まい


●プランのヒント
○部屋の広さ
リビングの広さ
主寝室の広さ
子供室の広さ
フリースペースの注意点
ちょうどいい。マイスペース

○その他
収納のヒント
2階リビングの
メリット、デメリット

生活感が近くなる1/50の縮尺
風通しの良い家にしたい
シンナーバルコニーの薦め
南にある建物の影の長さ
○窓の科学
失敗した−!?第一位・窓
窓の大きさと配置の目安
窓の方角と人間心理学
【実践】 窓の配置・1階
【実践】 窓の配置・2階

 


 
 
 

 住宅支援機構が発行した2013年の住宅動向調査から、住まいの傾向が見て取れます。過去に建てられた皆さんはどんな工法、どんな材料を選択していたのでしょうか。

 【工法】:在来工法が6割
 年により多少の変化はありますが、工法の6割は『在来工法』です。そして、『プレハブ工法』は2割前後と、どちらも安定したシェアをとっています。この流れはこれからもあまり変わらないでしょう。やはり木造が好きです。

 【基礎】:プレハブをのぞく住宅基礎のほとんどがべた基礎
 近年になるにしたがい、急速に『布基礎』が少なくなり、『べた基礎』が多くなっています。ただ、プレハブ住宅の半分近く(大和ハウスや積水ハウスのプレハブ住宅など)は構造的な理由で『布基礎』を採用しているので、そういう事情を差し引くと、ほとんどの住宅が『べた基礎』に変わってきた、といっても過言ではありません。


 【屋根形状】:単純化の傾向にある
屋根の形は、平成7年次は『寄せ棟』が多かったのですが、太陽光発電の設置などの影響でしょうか、『切り妻』が多くなり、かつ、『片流れ』の屋根が平成24年次に突然増えています。

 【屋根材】:いろいろ選択。大きな変化無し
』、『スレート瓦(カラーベスト)』、『金属板』いうのが代表的な屋根材ですが、それほど大きな変化もなく使用されています。
 平成24年次は、やはり太陽光発電の設置の影響でしょうか、『』が減り、『金属板』が少し増えていますね。

 なお、下の図はフラット35など住宅支援機構の融資を受けた人の太陽光発電の設置率です。(注:全住宅の統計ではありません)

工法・基礎

 【外壁材
 使用する外壁材に地域差はほとんど無く、圧倒的に『サイディング』が使われています。

 【サッシの種類
 サッシには、『アルミサッシ』、『アルミと樹脂の複合サッシ』、『樹脂サッシ』、『木製サッシ』とありますが、順番に高価になり、同時に断熱性能も高くなっています。
 サッシの使われ方は地域の違いがはっきりと表れていますね。寒冷地であるT地域(北海道)、U地域(東北三県)といった寒冷地になるほど、『アルミ製サッシ』は少なく、温暖地域では『アルミ製サッシ』の仕様が圧倒的です。寒さに比例してサッシの種類も変化しています。


 【ガラスの種類
 一目瞭然。もはや『ペアガラス』は当たり前の時代です。
 でも、ペアガラスにも空気層の厚の違いやガスの違い、Low-E膜の有無など数通りの種類があります。


 フラット35Sは、断熱指向
 フラット35Sは、耐震性(耐震等級2以上など)や省エネ性(省エネ等級4)、維持管理と耐久性の組み合わせ、あるいはバリアフリーなど4つの項目の中から選択して申請することが出来ます。
 その中で一番申請の多かったのは『省エネルギー性』でした。これは「住宅エコポイント制度」なども影響しているのかもしれません。

 最近は耐震性重視の傾向も見られる
 業界紙などによる最近の調査では、むしろ『耐震性』を意識する人が多くなっています。この図の調査自体は、2013年の発行なので東日本大震災(2011年)の前の時代の反映されているようだ、ととらえておく必要があります。

 案外少ない断熱工事の施工経験業者
 
業界の専門誌に、「中小工務店、次世代省エネの経験度」なるものが載っていました。それによると、全国の中小工務店2794社にアンケート調査をしたところ、実に54%の会社が、「次世代省エネルギー基準」の住宅を建てたことが無かったとのことでした。(2013年、日経ホームビルダー)
 そして今までの経験棟数を見ると、1〜10棟の会社が20%程度と次に多かったのです。 といいつつ、このアンケート集計の中には500棟以上0.1%、50〜499棟の会社が4%程度あるので、これは業界でパワービルだーと言われている中堅どころの会社でしょう。会社規模が小さくなるほど、経験度合いも少なくなり、経験すらしたことがない会社も過半を占めています。

 今や大手ハウスメーカーでは、次世代省エネルギー仕様の建物など、「標準仕様そのもの」なのですが、まだまだ、中小企業、特に小規模企業に行くほど経験や能力のバラツキは大きいですね。


 じっくり見ると・・・
 住宅支援機構の別のデータを紹介しましょう。
 皆さんがどのような方法で住宅を取得しているのか。その傾向を調べたものです。データ数(右表上の総数(回答数))そのものは多くありませんから、全体の傾向だ・・と捉えない方が良いですが、それでも傾向は知ることが出来ます。

★新築分譲マンションの購買層
 家族数は最も少なく、購入費は最も高い。世帯収入が一番高い層です。駅近の利便性重視の傾向が読み取れます。
★建売住宅の購買層
 一戸建て(新築)と比較しても、住宅面積、購入費は変わりませんが、年齢が若いです。世帯収入は2番目に低いですが、下の表からも20〜30歳代の人が13%も購入しています。これらから購買力旺盛な若い人たちが購入しているのでしょう。
★中古住宅
 住宅面積は小さいが、購入日も世帯収入も少ないです。家族数も少ないです。50〜60才の購入層が16.7%を占めており、どちらかというと高年齢の人たちの層でしょうか。
★一戸建て(新築)
 もっとも家族数が多いですね。いろんな意味で「持ち家、戸建て」の中心的世代です。




 

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