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失敗した−!?第一位・窓
窓の大きさと配置の目安
窓の方角と人間心理学
【実践】 窓の配置・1階
【実践】 窓の配置・2階

 


 

 住宅支援機構が発行した2018年の住宅動向調査から、住まいの傾向が見て取れます。過去に建てられた皆さんはどんな工法、どんな材料を選択していたのでしょうか。
 フラット35あるいは35Sを選択した人たちだけが対象なので、データとしては少し偏っている可能性がありますが、これ以外にこのような統計は無いので、この統計をベースに見てみましょう。(調査は5年ごとに行われています)

 【防火の構造】:省令準耐火が増加中
建物の防火上の性能をどのようにするか。
近年「省令準耐火」を選択する住宅が増加中です。平成19年にはほとんど無かったのですが、今では約30%近くが「省令準耐火」などの防火性能の高い住宅を指向しています。「省令準耐火」にすると、火災保険が安くなります。
 反面、省令準耐火の施工方法を知らずに工事を進めて、後で「省令準耐火になっていない」とトラブルになるケースも目立ちます。

 【基礎】:プレハブ、寒冷地をのぞく住宅基礎のほとんどがべた基礎
近年になるにしたがい、急速に『布基礎』が少なくなり、『べた基礎』が多くなっています。ただ、鉄骨系プレハブ住宅のは構造的な理由で『布基礎』を採用しているのと、北海道など寒冷地では「凍結深度」の関係で底盤底を地面から「凍結深度」より深く(60p程度まで)掘り下げる必要があるために布基礎を採用していますが、そういう事情を差し引くと、ほとんどの住宅が『べた基礎』に変わってきた、といえるでしょう。

 【土台】いろいろな樹種が使われている
大きくは「防腐加工をした土台」と「ヒノキ」の2つにわかれ、「その他」はヒバ、米ヒバ、米ヒノキと続きます。いろいろな樹種が使われています。

 【耐力壁の種類】筋交いと面差付いた耐力壁に2分される
筋交いの方が少し多いのですが、それでも構造用合板やダイライトなどの面材耐力壁と大きく2分されています。でも少しだけ「筋交い」の方が優勢です。

 【柱】いろいろ
ここでは「通し柱」「隅柱」以外の柱として一番多く使われる「菅柱」にどんな樹種を使っているかを見ていますが、使われている柱はいろいろな樹種に分散しています。「ヒノキ」が少数ありますが、この場合は「総ヒノキ造り」の家になりますね。杉も多く使われていますが、ホワイトウッド、レッドウッドの類いは全て集成材です。無垢材なら「ヒノキ」や「杉」、集成材なら「ホワイトウッド、レッドウッド」という感じでしょうか。

 【屋根材】:いろいろ選択。大きな変化無し
『瓦』、『スレート瓦(カラーベスト)』、『金属板』いうのが代表的な屋根材ですが、それぞれ分散して使われていますが、瓦系統は少ないです。ただ、経年で見ると平成14年度までは瓦のシェアが伸びているのですが、その後減少に変わっています。当時あった太陽光発電設置ブームの影響でしょうか?

 【外壁材
圧倒的に「サイディング」が外壁材の中心です。三井ホームなどでは相変わらずモルタル外壁ですが、このような事例は少数派ですね。反対に「ガリバニューム鋼板」などを使った金属外壁も少数派です。

 【サッシの種類
サッシには、『アルミサッシ』、『アルミと樹脂の複合サッシ』、『樹脂サッシ』、『木製サッシ』とありますが、順番に高価になり、同時に断熱性能も高くなっています。
ここには示していませんが、サッシの使われ方は地域の違いがはっきりと表れてます。寒冷地である北海道)、東北三県)といった寒冷地では、『アルミ製サッシ』は少なく、温暖地域では『アルミ製サッシ』の仕様が多くなります。寒さに比例してサッシの種類も変化しています。

 【耐震性能
どんな耐震性ですか、という質問に対して、明確に「耐震等級2以上」と答えた人が約半数。反対に耐震性にはあまり興味が無いのか、不明という回答が半分です。
ただ、「自分の家の耐震性は知らない」と答えた方でも、このサイトのサポートサービスでいただく図面を見てると、実際には「耐震等級2前後」の耐震性能を持っている住宅が大半です。

 【断熱性能
今の「省エネ住宅」と呼ばれる断熱性能等級4相当の住宅は約8割を占めています。断熱性能に対する求めは高いですね。現実に、現在では新築住宅の半分が「省エネ住宅(平成28年基準)」となっています。ZEH住宅などより省エネ性の高い住宅の仕様も始まっています。
これからは、「省エネ住宅」の時代かもしれません。

 【太陽光発電の設置
旅行で地方にいくと、住宅の屋根によく太陽光発電を目にすることがあります。太陽光発電はどちらかというと都市部ではなく地方県の方が設置比率は高いです。ただし、北海道は日照時間の関係でしょうか、設置数は非常に少ないです。

 【オール電化
オール電化にしたかどうかを尋ねた質問がありましたが、平均的には半数がオール電化なのですが、北海道は2.5%程度、首都圏は27%、東海、近畿圏で50%と、どちらかというと地方県でのオール電化が多いために、平均値が50%程度になっています。


住宅金融支援機構、フラット35設計審査からのデータ。(平成29年度調査結果公表値)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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