マイホームの基礎知識−住宅ローンの基礎住まいと法律・タイトル

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ライフステージを考える
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コラム:工期は何ヶ月が適正
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土地 建物をめぐる法律
不動産広告の見方
建物価格の目安
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不動産広告の種類と信頼度
不動産業者チェックポイント

●住宅ローンの基礎
トータル費用の把握
いくら借りられるか
繰上返済でさっさと返そう
変動金利か、固定金利か
銀行金利の裏を見よ!
火災保険のミニ知識
コラム:保証料っな〜んだ!

●コラム&ミニ知識
住宅20年の性能変化
大中小、零細企業の比率

データから見る住まい
人工減少社会と住まい


●プランのヒント
○部屋の広さ
リビングの広さ
主寝室の広さ
子供室の広さ
フリースペースの注意点
ちょうどいい。マイスペース

○その他
収納のヒント
2階リビングの
メリット、デメリット

生活感が近くなる1/50の縮尺
風通しの良い家にしたい
シンナーバルコニーの薦め
南にある建物の影の長さ
○窓の科学
失敗した−!?第一位・窓
窓の大きさと配置の目安
窓の方角と人間心理学
【実践】 窓の配置・1階
【実践】 窓の配置・2階

 


 

 

 
住宅ローンの基礎−火災保険のミニ知識

●契約金額の設定
 火災保険の契約金額の設定方法には2つの方法があります。

再調達価額 同等の建物、家財の再取得費相当額。新価ともいい、契約上は「価額協定保険特約」といいます。
時価 火災時点の建物の価値。
再調達価額から使用による消耗分を差し引いた金額

 この違いは、たとえば木造住宅で築15年経って全焼したとき、再調達価額での契約であれば同等程度の建物を建てるに必要な額の保険金が支払われますが、時価であればその時点の建物価値(中古建物として売るときの価格と考えればわかりやすい)の保険金しか支払われません。

●超過保険はムダ!

 ここで注意が必要なことは、多めに火災保険を掛けていても戻ってきません。たとえば40坪の家を建て、 坪100万円もかけたのだからと、再調達価額で4000万円の火災保険を掛けたとしても、火災が起きた後の火災保険料の算定は保険会社が行います。下の表が現在使われている再建築価額ですが、東京であれば2360万円の火災保険しか支払われない可能性が高いのです。

 自分が勝手に設定した高めの保険金額で下りてくるというものではありませんよ。(それを放置すると、1000万円で建てられる家を建てて、5000万円の保険契約を行い、失火に見せかける詐欺が可能ですからね・・)

 これは家財保険をかけたときも同じです。年代と家族数によって家財の額が決められていますから不必要に高い金額を設定しても保険料がムダになるだけです。

 2008年時点の代表的な坪単価(火災保険会社として考えている再建築するときの妥当と思う坪単価)は下記のようなものです。
■新築時の建築価額(一例)
都道府県 坪単価
東京、神奈川 59.0万円
千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都 58.0万円
新潟、富山 53.7万円
青森、宮崎、鹿児島 42.9万円

 ほとんどの火災保険が、 再調達価額つまり、「価額協定保険特約」の保険ですが、保険金額の設定には注意が必要ですね。高くかけすぎても払われないし、安く設定しても建て替え資金に不足するかもしれません。自分の都道府県の坪単価(火災保険会社としての坪単価)を知った上であまり過不足のない保険金額を設定しましょう。


●建物耐火性と保険料

 建物の構造によっても火災保険料が違ってきます。
 建物の耐火性能が高いほど火災保険も割安になっています。下の表のように耐火建築物である鉄筋コンクリート造のマンションなどは火災保険は一番安く、一般的な木造住宅の4割程度となります。

 火災保険では「構造級別」という部分で火災保険料がより分けられますが、おおむね次のような感じです。
■火災保険金額 2000万円の時のある保険会社の火災保険料の額(年払い)
構造
保険料
構造級別
鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの一般的なマンション
7,360円
A構造
準耐火建築物−(例:準防火地域の重量鉄骨造3階建て)
12,220円
B構造
木造住宅(省令準耐火構造)
12,220円
B構造
木造住宅(一般住宅)
19,470円

C構造



●地震保険

1.火災保険金額の30〜50%の範囲で任意に設定します。
2.地震保険料は自身の危険性の高い地域ほど割高になっています。下は地震保険金額を750万円に設定したときの、ある火災保険会社の保険料です。
■地震保険750万円の場合の地震保険料(2008年、某火災保険会社)
保険料 都道府県
23,480円 東京、神奈川、静岡
22,950円 千葉、愛知、三重、和歌山
16,130〜
9,530円
上下以外の道府県
7,500円 岩手、秋田、山形、群馬、埼玉、富山、石川、福井、福音、佐賀、長崎、熊本、鹿児島

3.建物の耐震性能によっては10〜30%の割引があります。


●類焼で焼けても賠償請求出来ない
 相手に問題があって被害を受けた場合、損害賠償という形で自分の損害を相手に賠償してもらうことができます。
 でもこと火災だけはそうではありません。
 隣から火が出て、類焼し焼け出された場合でも、相手に重過失がない限り出火元だからという理由で失火元に損害賠償を求めることはできません。
 これは失火責任法という法律で決められていることなのですが、木造の建物が多い日本だからこその法律なのかもし知れません。
 火災保険はかけていないと、本当に火災にあったときは自費再建しなければなりませんよ。


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