軸組工法の名称

軸組(じくぐみ)とは、在来工法あるいは軸組工法と呼ばれている工法の中で、土台や柱、梁あるいは小屋組といった建物の骨格になる部分全体を総称して軸組(じくぐみ)と称しています。

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軸組の名称

下の図は軸組の代表的な名称ですが、軸組工法は基本的には、柱、梁、耐力壁の3つの部分から成り立っています。

柱は建物の重さや力を支える垂直に立てられた部材の総称です。
梁は上からの重さや力を柱や基礎に伝達するために水平に組まれた部材の総称です。そして、難しそうな名前の数々も、それぞれの部位によって古来からいろいろな名称で呼ばれているだけです。
耐力壁軸組の中で地震に対抗する部分を耐力壁といい、筋交いに代表される軸組工法にとっては無くてはならない部分です。
通し柱(とおしばしら)1階から2階の上まで1本の木を使った柱。
菅柱(くだはしら)各階に建てる正形の柱のこと。通常、柱とはこの部分のことを言う。
間柱(まばしら)管柱の間にいれる下地用の柱で管柱の寸法の1/3~1/2の幅のもの。
小屋束(こやづか)屋根の梁(母屋)を支える柱のこと。
土台(どだい)基礎と建物を繋ぐ水平材。
母屋(もや)小屋組の中の水平材。
大引(おおびき)床を支える梁のこと。
根太(ねた)床下地の直前の水平材。床の重さを大引きや床梁に伝える役割。
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