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上記の説明のように、地盤調査書を見る場合は、N値などの値を見るのではなく、『どのような自沈層があるか』に注目しましょう。
下の表はある地盤調査書の一例です。ここでのポイントは上の地盤補強の判定基準の例に照らし合わせて、自沈層がどのようにに存在しているのかを見てみましょう。

この表では、赤字部分で書かれているように、75kgの自沈層(半回転しないところ)が2カ所あります。しかし、地面から2m以内の部分に0.5kNの自沈層がないため、地盤補強は必要でなく、上−2の表からべた基礎の選定でいい。というふうに判断されます。
ただし、この1点だけでなく、建物5点の地盤の傾向を見ながら判断するため、地盤補強を行う必要があると判断される場合もあります。
地盤補強の有無は、敷地全体の地盤の傾向を見ながら判断する必要があることを承知しておきましょう。 そして、その目安は自沈層の有無です。
逆に言えば、自沈層が無ければ、地盤補強は必要なく、布基礎、べた基礎のどちらを採用しても差し支えありません。
また、ハウスメーカーなどでは独自の地盤補強の判断基準を設けている会社もあります。あるいは、地盤調査の見方を全く知らず、地盤調査書の末尾に書かれている地盤調査会社の見解を鵜呑みにしてしまう建築会社も存在しています。
地盤は人間の顔と同様に、全く同一の地盤はどこにも存在していない、といって良いぐらい実に千差万別です。 |
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