業者選びと契約−不確実な時代の「倒産リスク」管理住まいと法律・タイトル

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不確実な時代の「倒産リスク」管理−コラム
■私の倒産経験

 実は私は、28才ごろの時(1980年頃)に自らが社長を勤めていた店舗の設計施工会社を倒産させています。自らが創業したものではなく、前任の社長から会社を引き継いだのですが、当時すでに債務超過の状態に陥っていました。会社の自主再建を目指したものの、その後1年で不渡りを出し、会社は倒産しました。
 ・融資を受ける為の粉飾決算。
 ・社会保険等々の税金の未払い。
 ・相手から持ちかけられた融通手形の発行。
 ・町金融での借入(当時1ヶ月で金利が10%・・・年利120%)
 ・サラ金での借入・保険の解約
 ・給与の遅配
 ・両親・親戚からの借金
 等々、いろんな体験してきました。

 倒産後、前社長と債務を分けあい、その後の3年間はただひたすら借金の返済に明け暮れる毎日でした。幸いにも当時、取引をしていた会社の嘱託となることが出来、結婚をしていなかったため、給与の3/4は、借金返済に消えています。

  【経験則】
1.会社は債務超過になって、自立再建不可能となっても3年程度は延命できる。
2.倒産不可避(再建不可)なら、早く手を打つ方が傷口は小さい。
  (延命策は、債務を増やすだけ)
3.ある一定の限度を超えた債務は自立再建不可能である。
4.資金繰りが苦しくなると、借入のため、粉飾決算をしていない会社はない。
5.融通手形や町金融、消費者金融に走ると、もう後は無い(近々倒産)

 結局、若かったからやり直しが出来たのですが、その時の経験が今でも大きな糧となっています。おかげで、「夜討ち朝駆け」の借金取りの手口から、粉飾決算の作り方という暗い経験と危ない会社の見分け方や、どの段階で再建不能かという実体験を積むことが出来ました。
 リストラに合い、それでも家を建てようとする人は少ないでしょうから、これから住まいを計画している人は順調な生活設計を立てている人たちでしょう。 でも、世の中には優良な企業、健全な企業、ほどほどの会社、ちょっと厳しくなっている会社、危険水域の会社等々、いろんな経営状態の会社が存在します。本当の実態を知っているのは、その会社の社長しかいません。それを外見だけで見抜くことは基本的に不可能です。

 
■焦る気持ちのうらはらさ

 すべてとは言いませんが、うかつに契約をしてしまう。相手が行っている「安値」についつい判子を押してしまった。
 その多くは、その人自身の隙から生じているのです。

 「この値段ならギリギリ自分たちの予算でいけそうだ・・・」

 ・・・と思った瞬間から、相手への警戒感も、守るべきセオリーもすべて吹っ飛び、「買える。建てられる」という安心感からすっかりと気を許してしまうのです。

 倒産リスクに限らず、危険な業者に引っかかる原因の片方は、そういうあなたにもあるのです。焦る気持ちが平常心を鈍らせてしまいます。

 はっきり言えば、倒産するしないなど関係なく、信用出来る相手かどうかは、じっくりと話をしてみないと分からないことなのです。

 「焦らない」それだけで、「リスク管理」の半分は達成されているのです。

■安心を買うのなら

 建築主に自分をアピールできない建築会社。
 社員を、協力業者を教育出来ない建築会社。
 きちんと建築主を説得し、納得させ、理解させ、図面を書き、説明し、契約までの時点で、「この会社に任せていれば、本当に安心だ」と建築主に言わしめる、そんな会社を探しませんか。

 建築主が安心を欲しいなら・・・・・
 その答えは簡単なことです。
 あなたが、「この会社なら、後々まで任せても大丈夫だ」とあなたが確信をもってから契約する事です。

 それは、最初にその会社にコンタクトを取った時からスタートしています。
 そして、間取りの打ちあわせ、質問への答えや態度、見積書や図面の出し方、等々の日々の積み重ねから、あなたが、社員一人一人の姿勢を感じ取り 会社の雰囲気を垣間見ることなのです。


  不確実な時代の「倒産リスク」管理
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このホームページやサポートサービスのマニュアルにも載っていない部分もありますので、ぜひご活用ください
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