業者選びと契約−失敗しない工事契約書のカンどころ住まいと法律・タイトル

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失敗しない工事契約書のカンどころ−もっとも大事なポイント

 普段お目にはかからない契約書。
 しかも見るときは、工事会社が『契約をしましょう。はんこをお願いします。』といってもってくる契約日当日に初めて契約書に目を通すのが現実ではないでしょうか。
 また、契約書は市販の物を使う会社、自社用にアレンジしたものをもってくる会社など、内容は様々です。
 そして、契約日以前に契約書を見せてくださいと言うと、相手を信用していないと思われそうでなかなか言いにくいものですね。
 しかし、契約は、自分と相手の権利と義務をはっきりさせる唯一のものです。
 おっくうがらず事前に契約書の内容を理解し、ご自身にも建築会社にも納得のいった工事契約書を締結しましょう。

 このページは、そうした工事請負契約書に本来書くべき事柄と、注文者の義務、工事会社の義務などを、一般的な工事請負契約書をベースに、工事契約に必要に事柄を簡潔にまとめています。
 このページの工事請負契約書のチェックポイントを参考にその日にあわてないよう、事前に勉強しておきましょう。
 でも、難しそうな契約書や契約約款も、本当に大事な要素は、下のたった3つのポイントだけなんですよ。

★ もっとも大事なチェックポイント 

  価格と仕様の未決定部分はありませんか。

      坪単価と概略の間取りだけで契約するなど、自殺行為ですよ。

 もっとも多いトラブル事例は、建物の仕様や住設機器、追加工事や別途工事が曖昧なまま、ついつい、『後でいくらでも変更出来ますから』という甘〜いささやきに負けて判子を押してしまい、契約後に追加費用がどんどん膨らんでくるトラブルです。
 建築条件付きの建物でもっとも多いトラブルです。
 間取りも、仕様もほぼ確定し、住宅設備を決め、追加工事の費用も把握し、ほとんど大きな変更が無い程度まで詰めたところで、初めて契約書に判子を押しましょう。
 営業マンの甘〜い誘惑と、ご自身の「もうこの物件を逃すと・・」といった不安に負けて判子を先に押してしまったが最後、追加、変更の価格は相手の思うがままですよ。
 そして、契約書には、必ず仕様書や図面、見積書を添付しましょう。
 仕様と価格が曖昧なままでの契約は、絶対にやってはいけないことです

  支払い条件は、本当に大丈夫か。

     倒産事故、工事中トラブルが後を絶ちません。過分な支払は、自分の身を危険にさらすだけです。

 建築条件付きや分譲住宅系の支払条件は、最初は1〜200万円程度の手付け金だけで、後は中間金もなく完成時一括払いがほとんどですが、注文住宅では、いろいろな支払い条件があります。でも、上棟時までの支払は、最大でも請負金額の6割程度までに抑えましょう。
 途中でトラブルが起こり、工事を止めたい状態になっても、過払い過ぎると出来ません。
 トラブル交渉の大きな武器の一つは、出来高よりも、支払金額が少ないことです。
 支払条件をどうするかは、自分の身を守る武器となるものです。それによって、工事途中に倒産があっても、工事中に工事を止めざるを得ないほどのトラブルが生じても、犠牲を最小限に出来た方がたくさんいらっしゃいます。

 引渡日(又は工事完成日)は、日付入りで書かれていますか。

     
とりあえず○月○日にしておきました。実際の引渡は別途決めましょう。。なんて言うのは厳禁。

 契約トラブルで比較的多いものに、引渡の遅延があります。多少の遅延なら良いですが、1ヶ月も違ってくると、仮住まいや学校の入学手続き等々いろいろな面に影響が出てきます。
 時々、○月吉日なんて記載した契約書を見ますが、これでは、引き渡しはその月のいつで良いですよ。と引き渡し日の請求権を放棄しているようなものです。
 契約書に書かれた引渡日(又は工事完成日)は、遅延損害金の算定根拠日となるものですから、しっかりと日付を入れてもらいましょう。
工事請負契約書(例)
1.工事 __造__葺__建、総床面積__平方メートル
2.工事場所  
3.工期 着工.平成__年__月__日
完成.平成__年__月__日
4.引渡の時期 建築物が完成し注文者及び関係法令に基づく竣工時の検査に合格した後___日以内
5.請負代金額
(うち消費税相当額____________円)
6.支払方法 第1回.この契約成立の時__________円
第2階___________________円
第3回___________________円
上記の工事について注文者_______を甲とし、請負者_______を乙とし、この契約書の条項・添付の図面__枚並びに工事見積書とによって工事請負契約書を締結する。

この契約の証として本書__通を作り当事者及び保証人が記名なつ印して当事者各1通を保有する。

平成__年__月__日
    注文者   住所
      氏名
    請負人   住所
      氏名

失敗しない工事契約書のカンどころ  
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