業者選びと契約−住宅業界を知れ!住まいと法律・タイトル

 

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●住宅業界を知れ!
住宅業界の特異性
ふるいのかからない業界
格差の業界
消費者の誤解
ランク指定できる
優・良・可・不可
価格の裏側
営業気質
契約の原点
住宅業界は特殊か?
業者の特徴(注文系)
業者の特徴(建売系)
業者の特徴(建築家)
許容範囲は自分流
もうひとつの自分流

●失敗しない
   工事契約書のかんどころ

もっとも大事なポイント
契約約款の解説
勘違いしないこと

●身を守る法則−記録に残せ
はじめに
文字に残せ!
写真を残せ!

●不確実な時代の
    「倒産リスク」管理

過去、現在、未来
倒産ってどういう事
工事費の支払い
自己防衛策
コラム

●ローコストの心得
 坪単価の目安は建売住宅
 見栄、体裁を捨てて・・
 変更、追加は損!
 建物の形とコスト要素
 定価と値引率のカラクリ
 時間を武器に使え!
 途中で諦めるな

●契約ミニ知識
契約自由の原則を
       知っておこう

誤解するな。瑕疵保険
瑕疵担保保険
相手を知れ(建条付宅地)
架橋に学べ(注文住宅)
フラット35Sで選別しよう
提携ローン

 
住宅業界を知れ!−格差の業界


販売者と生産者が同じ
 住宅業界が抱えている決定的な問題。それは生産者と販売者が同じであるという問題です。
 私たちが知っている生鮮食品も、雑貨、衣料、日用品も、家電や自動車といった商品のほとんどが販売者と生産者が別々に存在しています。そのために、A社の家電を買いたいと決めても多くの販売店から選ぶことが出来ます。また、野菜や魚などの生鮮食品などは、生産者は小さくても問屋や販売者の段階でフィルターがかかるために変な商品は出回りません。旅館やホテルなどは製造と販売が同じように見えますが、販売のほとんどは旅行代理店が行っていますから、実質的には生産者と同じです。

 つまり、生鮮食品も、日用品も家電も生産者が良い物でなければ販売者が売ってくれない。販売店もクレームは困りますから、扱いにくい商品、不評な商品は販売店の棚の片隅に追いやられるというフィルターが機能します。
 しかし、住宅業界では、生産者と販売者が同じであるためにそういったフィルターは全くありません。


格差が当たり前の業界
 こんなメッセージをいただきました。
 『私は建築業界ではないですが家を建てる際に数多くの業者と話をしましたが、これほど値段や技術がバラバラな業界は知りません
 値段も技術もバラバラなのは、前ページで書いたように住宅業界自身が年商1兆円、施工棟数、数千棟のハウスメーカーから、数千万円、2.3棟の零細企業までいろいろな格差のある業者が集まっている業界であると共に、販売者というふるいのかからない業界であるという特異な構造がなせる技なのです。

 このような他業界とまったく異なる産業構造を考えれば、この構造的な問題のなため、トラブルがあり、欠陥住宅が起こるのです。そして、この構造的な問題を知ることこそ、賢い消費者になる足がかりの一つなのです。





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