業者選びと契約−住宅業界を知れ!住まいと法律・タイトル

 

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●住宅業界を知れ!
住宅業界の特異性
ふるいのかからない業界
格差の業界
消費者の誤解
ランク指定できる
優・良・可・不可
価格の裏側
営業気質
契約の原点
住宅業界は特殊か?
業者の特徴(注文系)
業者の特徴(建売系)
業者の特徴(建築家)
許容範囲は自分流
もうひとつの自分流

●業界人を知る
・CM方式
 CM方式の注意点
 
CM方式:業者からみると
・現場監督
 現場監督の仕事って
 現場監督のタイプと傾向
 社風が品質を決める
 現場監督はつらいよ!
・建築士
 建築士って「足の裏の米」?
 個人の資質が左右する仕事
 気をつけよう、こんな人

●会社のいろいろ
契約約款を説明できない
  営業マン
正反対の社員のいる会社
大手気取りの会社
わかってくれないと嘆く会社
秘密主義の会社

 
住宅業界を知れ!−住宅業界の特異性

住宅業界は特異な業界
 欠陥住宅や手抜き工事といった言葉をよく耳にしますが、恒常的に発生しているこれらの現象には、住宅業界特有の産業構造が大きく作用しています。
 右の上図は、首都圏の住宅シェアの比率を示していますが、年間施工棟数100棟以上の会社の件数シェアは、50パーセント越えありますが、反対に年間施工棟数100棟未満の会社も半分近い比率を占めています。また、下の施工棟数別の会社の数では、年間施工棟数が10棟にも満たない会社が8割以上を占め、さらに、年間施工棟数1〜4棟未満の会社は全体の50%を占めています。
 つまり、住宅業界は、自動車や家電製品、多くの日用品のようにわずか数社が日本全体のシェアのほとんどを競い合っているような業界ではなく、年間施工棟数がわずか10棟以下の小さな会社から、年間1000棟以上施工している大きな会社まで、実にさまざまな会社が住宅工事を行っている現実があります。それは、建売業者もあわせれば、(財)住宅保証機構の登録業者だけで41,000社にものぼり、JIOなど、他の保証機構だけに登録している業者も含めれば、その数は全国に数万以上の会社があることがわかりますね。
 言い換えれば、家電製品のように限られた大企業が市場のほとんどのシェアを競い合う世界ではなく、零細企業から大企業まで実に様々な企業が競争を繰り広げている業界特有の産業構造があります。当然、そこに建物の品質や性能面の格差や、施工上の瑕疵が生まれてくる土俵が自ずから存在しているのです。


名称について
 いままでこのサイトでは、建築会社という表現を多く使っています。住宅産業ではハウスメーカー、工務店、ビルダー、建売業者、不動産業者等々、いろいぬろな表現がありますが、工事や設計をする会社を総称して建築会社という表現を使っていました。
 しかしこの章では、土地売買を含めて建物を販売したり、供給する建売系の不動産業者から、注文住宅を主とするハウスメーカーや工務店のすべてを総称して住宅業界、あるいは住宅会社としてひとくくりに表現しています。
 それは、これから述べることが単に不動産業界特有の、あるいは建築業界特有の、といった分類ではとらえきれない、住宅を供給する業者全般に言えることだからです。


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