業者選びと契約−身を守る法則−記録に残せ!住まいと法律・タイトル

インデックスページ・・

●交渉術を考える
交渉ベタな現代人
うまくいく
  コミュニケーション術とは

要点を書け!馬鹿を演じよう
言葉の裏を見抜け-1
言葉の裏を見抜け-2
言葉の裏を見抜け-3
危険到来!
   契約急かす営業マン


●広告のウソ!ホント!
はじめに
HM標準仕様の怪
基礎はみんな強固?
構造用面材は強い?
あざとい比較広告
・ベストアンサーの嘘!

●失敗しない
   工事契約書のかんどころ

もっとも大事なポイント
契約約款の解説
勘違いしないこと
安全神話の落とし穴(実例)

●身を守る法則−記録に残せ
はじめに
文字に残せ!
写真を残せ!

●不確実な時代の
    「倒産リスク」管理

過去、現在、未来
倒産ってどういう事
工事費の支払い
自己防衛策
コラム

●契約ミニ知識
延長かし保険
現場見学会に臨むコツ
施主支給のコツ
契約自由の原則を
       知っておこう

誤解するな。瑕疵保険
瑕疵担保保険
相手を知れ(建条付宅地)
架橋に学べ(注文住宅)
フラット35Sで選別しよう
提携ローン

●式典
地鎮祭・上棟式

建築主さんの感動ドラマ
HMを20社回って決めました。
惚れ惚れする基礎!
バカ仲介屋との闘い!
最高の住み心地です。

 


 

 

 
写真を残せ!(欠陥、手抜き工事に有効)

 もう一つの法則は、出来る限り写真を撮って記録を残しておくことです。
 これは、前項の文字に残す理由と違い、「欠陥や手抜き工事の発見に有効」です。

 『何を撮っておけばいいの??』という質問がすぐに飛んできそうですが、要点はたったひとつ、『わからなくても、ただひたすら、こまめに枚数を撮れ』に尽きます。

■外観からは何もわからない
 『おかしな工事をしているようなのですが?』というご相談でもっとも効果的な資料のひとつは、たくさん撮られた写真の中から、壁や床を剥がさなければわからない部分の写真を見つけたときです。 下の写真を見てみましょう。
・良好な状態
  優良工事写真1優良工事写真2優良工事写真3
何気なく撮った写真でも2階の床組はほとんど確認できない場合がほとんどですから、床の構造を知る重要な写真です。 アンカーボルトの位置がわかる写真。これだと建物が完成した後でもチェック可能です。 柱状改良杭の完成後の写真
敷地の中をアングルを変えて撮っていれば、後で確認することも出来ます。
・欠陥、手抜き工事の事例
欠陥、手抜き工事写真1欠陥、手抜き工事写真2欠陥、手抜き工事写真3
欠陥、手抜き工事写真4欠陥、手抜き工事写真5欠陥、手抜き工事写真6
欠陥、手抜き工事写真7欠陥、手抜き工事写真8欠陥、手抜き工事写真8 欠陥、手抜き工事写真9欠陥、手抜き工事写真10欠陥、手抜き工事写真11

写真の解説(上から)
火打ち梁を貫通した配管
検査後に施工されていればわかりません。
基礎の中央に出来た大きなジャンカ(ここまで大きければ基礎の強度無し)
モルタルですぐに塗られてしまえば隠れてしまい、わからなくなります。
筋交いプレートの取付間違い
知らないにもほどがある事例
梁補強のL型金物に筋交いプレートを代用
(アホちゃうか・と言う例)
外壁通気の水切り取付間違い
検査で確認される部分ではありませんから、間違った施工が見つかるときがあります。
外壁通気の胴縁取付間違い
(多い事例)
検査で確認される部分ではありませんから、間違った施工があります。
筋交いを切り欠いて取付けられたホールダウン金物
(せっかくの筋交いの意味がありません)
基礎底版かぶり厚無しの配筋
(契約解除に至る)
耐力壁としての合板受材なしの施工(多い事例)
指摘されても後でする。と言われれば検査官は対応できない。

釘のめりこみ過多(2X4)
多少のめりこみはやむを得ませんが、ひどい場合は耐力が極端に低下してしまいます

基礎立上りかぶり厚不足
(多い事例)
検査で確認される部分ではありませんから、意外とおざなりにされている部分
室内耐力壁の釘間隔の不足
(多い事例)
検査で確認される部分ではありませんから、間違った施工が多い。

 何気なく撮った細部の写真。あるいは『なにかおかしいな?』と思って撮った写真。
 これらの写真は欠陥工事や手抜き工事の動かぬ証拠になります。

 上記の良好な事例のような全景写真も、このような細部の写真も、あとで建物の瑕疵判定をする上では非常に有効な資料になります。もちろん、これらの写真は交渉をする過程で有効な動かぬ証拠になりますし、不幸にして裁判になっても証拠として提出できます。

 また、赤字で書いているように、検査は点と点でしか見ていません。検査が行われた後、あるいは対象外の部分はいくら検査を受けてもわかりません。そういう意味では、検査も万全ではありません。検査の隙間を埋める建築主のチェックも重要な要素ですし、それを記録した写真も後で役にたつ場合が多いです。

 しかし、このように手抜きや欠陥工事を発見するというネガティブな目的でなくても、将来、リフォームを考えているときなどは、業者に写真を見せるとその建物の施工状況がより把握できやすくなります。

 子供さんや家族の写真を一生懸命記録に残しているなら、そのついでに一生に一回(?)の建物の写真もたくさん撮っておきましょう。

ま・と・め

何気なく撮った写真で
あなたが救われることもある


  身を守る法則−記録に残せ!

2012.10 「間取り図で見分ける買っていい家と悪い家」 を出版しました。住宅の購入や契約のための121のチェックポイントが網羅されています。
このホームページやサポートサービスのマニュアルにも載っていない部分もありますので、ぜひご活用ください
アマゾン(Amazon.co.jp)

2011.6 「断熱」の本を出版しました。
『よくわかる最新断熱・気密の基本と仕組み』―断熱・気密がわかれば、結露と換気もよくわかる! 断熱・気密の技術 』
下記でお求めいただけます。
アマゾン(Amazon.co.jp)
住まいの水先案内人・エンドパネル
サポートサービスのご案内