業者選びと契約−失敗しない工事契約書のカンどころ住まいと法律・タイトル

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得がたい経験。営業マンの当たり外れ!

 このような仕事(サポートサービスやトラブル対応)をしているとまさに『得がたい経験』というものをすることがあります。

 それは、全く同じ会社(支店は違います)。全く同じ時期(実際には1ヶ月のずれ)。全く同じ問題で、担当した営業マンによって態度と対応が違っていたという体験なのです。

 会社は、関西で急に売上を伸ばしていた会社設立3年目のローコスト系の新興会社で、モデルハウスが4カ所ほど関西に点在しています。


【生じた問題:標準仕様の耐震等級3になっていない】
 起こった問題は、標準仕様として「耐震等級3」をうたっていたのに、どちらも耐震等級3に届いていなかったという問題です。そして、標準仕様どおり耐震等級3になるようにして欲しい・・と建築主が要望したところ・・。

■非を認めない営業マン。第三者監理を無視。
 一人の営業マンは、非は認めず、ただ検討させます、という冷酷な態度に終始し、その後、耐震等級3に図面が直ったときに第三者監理を入れたいと言ったときも、「自社は変な工事はしていない。勝手にどうぞ」的な対応でした。

■進んで改善を提案する営業マン。第三者監理を快諾。
もう一人の対応は、設計者や工事監理者を現場に呼び、進んで改善を提案し、第三者監理も是非・・という感じの受け答えでした


 要は、前者の営業マンは、「設計上の問題で、自分には関係のない問題だ」と木で鼻をこすったような態度で、対応はするものの誠意など全く伝わりません。

 後者の営業マンは、弊社のせいで迷惑をかけたのだから、良い印象を持ってもらったことを挽回をしなければ・・という誠意が伝わる行動に終始しました。

 もちろん、引き渡しを受けるときの印象も違いますね。
 前者は引き渡し後何か問題があっても、来てくれるのか、という不安を抱かせる対応でしたし、後者は、安心して電話できそうな雰囲気をもって引き渡しを終えました。

 実は、営業マンの態度が悪くて不信感を抱き、そのために私のようなサポートサービスを利用される方も意外と多いのです。その実例をまざまざと見せつけられるような2人の営業マンの態度でした。

  これが違う会社の営業マンであれば、『会社の体質だろう』で片付けられた問題なのですが、全く同じ会社で、まったく同じ問題で、全く違う態度の営業マン。
 実に得がたい経験をしてしまいました。

 もし、「この営業マン、頼りない。いつも何か忘れる」的な人に当たったら、「カスをつかんだ」と思って違う担当に変えてもらうのも一つでしょう。
 とにかく、営業マンは誰に担当してもらっても同じだ〜なんて決して思わないこと。
 住宅会社にも見かけだけではわからない当たり外れがあるように、営業マンにも当たり外れがあるのです。

      


■当たり外れは当たり前
 余談ですが、新興会社なので当然に社員も会社が出来た3年未満の社員ばかりです。
 転職者が中心になるのですが、私が受けた印象は、前者の営業マンは、最初は建築主に握手をもとめたり、「私を信用してください」といった言葉を多用していたそうで、建売販売や不動産屋あがりの営業マンがよく使うやり方です。お金にはシビアだったそうです。
 後者の営業マンは、どちらかというと注文住宅を中心とした会社からの転職組ではないでしょうか。
ハウスメーカーでは、中小、零細になるほど社員の転職率も高いです。営業マンなど歩合制の会社も多いですから、転職も多く、そもそも会社への忠誠心などあまり持っていません。
 売れば良い・・売れれば自分の見入りが良くなる・・という発想の営業マンもいますから、営業マンに当たり外れがでるのは当たり前なのです。


   営業マン   
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