断熱、結露、シックハウス-シックハウス対策住まいと法律・タイトル

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シックハウス対策-プランの諸々

■高断熱・高気密住宅はシックハウスに有効か。(24時間定量換気は不可欠)
資料や書籍、入居者の話でも、高断熱・高気密住宅はシックハウスに有効であるという話を聞きます。気密化は進んでも、24時間、部屋の隅々まで定量的に換気していることが、汚染物質が室内に留まる前に換気によって放出されているのが理由だと考えられます。
当然寝ている間も、外出時も換気をしています。人間の手作業に頼らざるを得ない普通の家に比べて有効であるかもしれません。
ただしこれは、適切に計画され、適切に施工された換気システムがあっての話です。
「高断熱・高気密=シックハウスにならない」のではありません。


■健康材料は有効か。(自然のデメリットを共有しよう)
無垢材・しっくい・珪藻土・本畳・コルク・和紙・柿渋塗装などなど、健康素材、自然素材は大流行です。しかし、自然素材を使うにはそれなりの覚悟が必要です。
無垢材は反るのが当たり前。無垢材の上から普通の塗料を塗るなんてバカなことを考えないように。
本畳、年2回の屋外乾燥は欠かせません。
しっくいなどの塗り壁材料、添加物を入れない左官技術は相当なテクニックが必要。
「乾きにくい、伸びがなく塗りにくい」
ラスボードに数mm程度の塗り壁を塗っても、それは気休め。

そんなことを言い出せばきりがないけど、十分に研究して、自然素材を好きになれば、きっとあなたの見方をしてくれます。やっぱり自然は一番ですから。


■床下換気・天井換気を確実に
木材は、乾燥することによって強度が増し、木材腐朽菌からも防いでくれます。そのことによって建物を長持ちさせる事が出来ますが、その反対は、湿気が溜まり、空気が澱み、放散した汚染物質も滞留してしまいます。 場、高温となる天井裏。防腐剤、防蟻剤のかかっている床下の換気は確実にチェックしましょう。

空気の滞留は、「100害あって1利無し」

 


■暖房は何がいい。(床面暖房)
コストを考えなければ、床暖房がお勧めです。床暖房は、室温をあまり暖めず、部屋の下面や足下を保温します。
エアコンは、その位置の関係上どちらかというと、室内の上部を暖かくし、快適に感じる室温にするまでに相当のエネルギーを使います。床暖房は、室内の床から熱を出すため、上の方はあまり暖かくなくても暖かさを感じます。
体感温度が同じであれば、室内温度の平均値はエアコンの方が高くなってしまいます。
その結果汚染物質の放散も促進されます。
注−1)床暖房の場合、暖房機器に接しているフローリング部分が一番高温になります。その面積も広く、F0,F1タイプのフローリングを使う必要があります。
そうでなければ、よけいホルムアルデヒドなどの放散を促してしまいます。
2次的な方法かつ、一般的なのは、ホットカーペット+ファンヒーターでしょうか。
全ての部屋に床暖房なんかは不可能ですから。
ファンヒーターで室温を高め、ホットカーペットで下半身を暖める事になります。
注−2)この場合も市販されている断熱シートなどをホットカーペットの下に敷くことによって暖房効率も若干良くなり、フローリングの表面温度の上昇を抑えることが出来ます。

頭寒足熱−床面を暖かく

 


■熱交換式換気扇はショートサーキットを起こさないこと。(壁付け型は不可)
シックハウス・ショートサーキット図ロスナイなどの商品名でお目にかかることがありますが、壁付け式の熱交換式換気扇は、シックハウス対策には無効です。それは、いったん排出した排気をすぐ直近の吸気口からもう一度吸ってしまう、いわゆるショートサーキットという現象を起こしやすく、熱交換式換気扇をシックハウス対策のために考えるのなら、排気口、吸気口は最低2m以上はなす必要があります。そうなると、天井付けのダクト方式しかありません。
注)フィルターの掃除は空気清浄機と同じです。
掃除を怠ると、ハウスダスト、ダニ、カビ、汚染物質の格好の住みかとなってしまいます。


■ペークアウト

ペークアウトとは、引き渡し前に、一定時間部屋を暖めて、高温にすることによって有害物質の放散を促し、その後換気をして除去しようとする方法です。
しかし、どうやって建物の各部屋を暖めるか。
ジェットバーナーなどの高温を出す道具を使う。
高温によって建具や建材への悪影響も考えられるなど、未だ評価も方法も定まっていないのが現状です。

  シックハウス対策  
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