断熱、結露、シックハウス-シックハウス対策住まいと法律・タイトル

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シックハウス対策-建材の選択

シックハウスは、建材に含まれる、あるいは工事途中で使用する接着剤、塗料、防腐材、防蟻材などが原因です。シックハウスを予防するためには、これらの物質の入っていない、あるいは入っている量の少ない物を選ぶ必要があります。


化学物質の少ない建材を選ぼう。(F☆☆☆☆などの製品)
建材には、建築基準法でJIS規制されており、下記の星マークが多いほど化学物質が少なくなっています。
F☆☆☆☆(読み方・・エフ、フォースター)0.005mg/m3h以下
F☆☆☆ (読み方・・エフ、スリースター)0.005mg/m3h越〜0.12mg/m3h以下
F☆☆
*数値はホルムアルデヒド発散速度
合板 近年、構造用合板を耐力壁に使う例が多くなっています。2X4では全ての外壁を構造用合板で使うようになっています。またハウスメーカーの中でも内部パネルを合板で作ったものもあります。
フローリング 複合フローリング、いわゆる合板の上に薄い化粧の本物の板を貼ったタイプのフローリング(複合フローリング)は、下地として合板が使われています。
ムク材とうたっていないフローリングのほとんど全てが、これら合板下地のフローリングです。
その他 建具・ドア枠・巾木・天井の廻り縁・化粧柱なども下地は合板や繊維板などが使われている場合が多い。
現在では・建材メーカーもほとんどすべての商品や接着剤などにF☆☆☆☆の商品が提供されています。

 


トルエン、キシレン含有量の少ない接着剤を使う
いくら建材をホルムアルデヒド放出量の少ないものを選んでも、接着剤も汚染物質の少ないものを選ばなければ意味がありません。
それを貼る接着剤もトルエン、キシレンなどの含有量の少ない接着剤を指定する必要があります。
例−酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形接着剤・一液ウレタン樹脂系接着剤


壁紙
壁紙(クロス)、壁紙用接着剤などでも、F☆☆☆☆といった商品が提供されています。 


床下換気と木材保護剤・防腐剤

床下換気 基礎部分は、土台や柱などに木材保護材、防蟻材が塗られ、また、結露防止や木材の耐久性の面からも、床下換気を確実に設ける必要があります。
最近では、換気口よりも基礎パッキン工法の方がいい面もあります。
木材保護材 土台などの木材の防腐剤として木材保護材が塗られますが、現場で塗るもの、工場で加圧注入や浸透処理するものの2つに分かれます。
シックハウスを考えるなら、価格は高くなってしまいますが、ヒノキ、ヒバなどの心材を使うのが有効な方法です
防蟻剤 シロアリ防除剤も汚染物質の一つとなりえます。
ヒバ油や木酢液などの自然材料を用いるか、「セントリコン・システム」という薬剤散布でない方法もあります。


自然素材を使おう。(デメリットを知ること)
工事会社も、工業加工品ばかりを使い、本物を扱う回数も限られています。設計を業とする私たちもそうです。絶対クレームの起きない工法・材料は詳しくても、本物の材料を使う概念を知っていても、実際に使わない限りわかりません。クレームを恐れ、二の足を踏むのも事実です。自然素材を使うことに反対はしません。大賛成です。

しかし、健康材料のパンフレットを鵜呑みにしないこと。
設計者あるいは工事会社といっしょに捜し、確かめ、メリットがあれば、必ずデメリットがあることを知っておく必要があります。
. メリット デメリット
ムク材 調湿、無公害 反り、歪み
珪藻土 調湿 塗りムラ、はげ落ちやすい
自然素材防蟻材 無公害 虫がくる、効果が薄い
自然塗料 無公害 雨の時、湿気ているときは施工できない。(乾燥しない)
定期的メンテナンスが必要。
当たり前ですが、防腐、防虫、防かび剤が入っていないほど、虫が寄りつきやすくなります。調湿してくれるほど、材料は動いています。速乾剤がないほど、現場の天気次第。
等々、健康材料=自然に優しい=自然は生き物 。

メンテナンス・フリーの工業製品に慣れた私たちにとって、メリットだけの自然素材はあまりありません。

  シックハウス対策  
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