断熱、結露、シックハウス-カビ、結露を防ぐ住まいと法律・タイトル

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カビ、結露を防ぐ−新しい住まい方

24時間換気システム

北欧のスゥェーデン当たりでは、ずいぶん前から建物全体の24時間換気が当たり前となり、最初は北海道、東北などの寒冷地で取り入れられた24時間換気も、今ではすべての新築住宅に義務づけとなりました
室温を均一化し、暖かい部屋と冷たい部屋を作らない。24時間常に機械で換気をし、住まいに新鮮空気の流入と余分な水蒸気を排出するこのシステムは、結果として高気密になってしまう現代の住宅では有効な結露対策ともなるものです。

図−24時間換気

■注意点
24時間換気にも価格によっていろいろいなシステムがあります。もっもと高度な熱交換型換気扇ではマンションで約25万円程度、戸建てで40万円程度かかりますが、効果的に設計すれば十分な威力を発揮します。
高断熱・高気密
近年、これらをセールスポイントとするハウスメーカーや住宅会社の販売が多くなっています。しかし、高断熱・高気密だけでは結露を防ぐことは出来ません。
有効な換気システムがなければ、むしろ高気密が結露の温床となってしまいます。
高断熱・高気密の住宅を考えているなら、それにマッチした十分な換気計画が配慮されているかどうかが、これらの住宅を購入する一番大きなポイントになります。

住んでいる人が換気をすれば大丈夫などという住宅会社があれば、その会社の技術力はないと考えた方がいいでしょう。

 

新しい住まい方

実は、事務所ビルではあまり結露やカビにお目にかかることがありません。
それは、全体空調によって一定の温度に部屋が保たれ、ビル自体の断熱などにより夜でも急激な温度低下を招きません。
強制的な機械換気で窓は開けていなくても、常に空気は入れ替わっています。
また、水蒸気が発生するものが湯沸かし室など一カ所に集中され、水蒸気が部屋中に拡散されることはありません。

家にある全ての部屋の室温が異なり、一定ではない。
台所、洗面所・浴室・石油ストーブなど水蒸気の発生するものが多い。
換気も各部屋で別々、あるいは、押入・納戸など空気の滞留する場所が多いといったことが、結露・カビなどを発生しやすくさせているのです。
事務所ビルのような高価な機械を入れない以上、人間の手でこまめにそれらの発生を防いでいくしか方法はありません。
高断熱・高気密や24時間換気システムもそれを設置するから全てが解決されるわけではありません。
20年以上前のすきま風の入る窓と扇風機や石油ストーブしかなかった生活と比べ、遙かに快適になった住まいは、同時にそれにあった違う生活習慣が求められているのです。
建築技術やエアコンなどの機器の発達(ハード面)は、同時に違った住まい方(ソフト面)を要求されているのです。

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結露退治は想像力を発揮して

結露は空気と水蒸気という目に見えないものが相手です。
住宅の環境、構造、間取り、生活習慣などのいろいろなものが絡み合って発生します 。
もし、部屋のどこから、家具や小物の何かにカビが発生していたら、今までの説明を振り返り、そのカビを完全にとった後、換気を考え、余分な水蒸気を部屋に残さないように生活習慣を変えてみましょう。


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