耳障りなコラム・キャビン・タイトル

・・2008〜・・・・・・
石油と地球温暖化
構造なんてどうでも良いさ!
屋・士・家
業界のチョット怖〜い将来
不況は好機??
衝撃の未来
大変だぁ!
つじつま合わせの世の中
ガ・ン・バ・ロ・ウ
気を引き締めて(2008年初頭)

・・2006〜2007・・・・
大きなお世話業界利益調べ
ほったらかし業界
箱しか建てられないよぉ〜。
住宅は全建築業の6割を支え
仕事が止まった日本列島・続
無駄だらけ!資源浪費制度
仕事が止まった日本列島
退化させられている構造設計
ゆがんだ試験制度
丸くとも人かどあれや人心
改悪された建築確認制度
PL法と建物
メンテと消耗品で稼ぐ会社

・・強度偽装によせて・・
検査機関は信用できるのか
構造計算は偽造可能か
マンション手抜きの手法
深い闇
建築確認は何を見ているのか
恫喝、開き直り、屈辱
組織犯罪
行政の不作為。放置国家
自分が選んだ道
責任の連鎖
責任の連鎖−2
嘘と誇張
悪事は必ず露呈する
理で追い詰め、情で落とす
建売屋根性
断る勇気
自衛策はあるのか
最後のメッセージ

あれから1年。地裁判決

・・〜2005・・・・・
カトリーナ日本上陸
東京水害
25年前の夏
あきれた検査員
DMが一杯届く〜
だんご会
形骸化する現場検査
仕事の無くなる日
公庫の無くなる日
入試と卒論
「デベロッパー」
設計者
専門性と言い訳
ハウスメーカー三態
非常ベルの落とし穴
「不健康税」
坪27万円マンション
ホーム・リストラクチャリング


 

 

 

pin_re.gif (122 バイト)仕事が止まった日本列島・続  20007.10

 

   


国交省から2007年8月の着工統計が、発表されました。

8月の着工総数は、前月の23.4%減をさらに大きく下回り、全体として42.1%の減少となりました。


少し詳しく見てみると、一戸建ての木造住宅は33%程度の減少で止まっていますが、マンションは63%もの減少になっています。
この42.1%減少という数字は、これを金額ベースに置き換えると、なんとこの8月だけで、全国で1兆1390億円の仕事が止まってしまっう換算です。 (*1)
しかも、先月7月の落ち込み23.4%と、今後もしばらく続く続く着工率の減少を考えれば、本来あるべき年間着工金額の10〜15%の減少が見込まれます。
逆な見方をすれば、建築業界の各企業の売上が突然、10〜15%程度下がったのと同じ現象なのです。

特に大型物件の落ち込みは、ピアチェックの審査の混乱で当分続くと考えられるため、年間で15〜20%近い着工減少となる可能性もあります。
それはイコール、建築業界の工事量の減少、すなわち年間売上高の減少につながります。


この原因は、建築確認の手続き変更に関して、全く事前アナウンスの無かった事で、事前にアナウンスされていたのは、大規模な建物の構造の審査がピアチェック(ダブルチェック)になる、ということだけでした。

その結果、まず、審査の厳格化という理由で手続きが大幅に煩雑化されたにも関わらず、その事前アナウンスが無かったために申請現場では審査する側、申請をする側の双方が混乱し、木造住宅のよう簡単な建物でさえ、審査期間の停滞が発生し、この2ヶ月で合計50%もの着工減少を招いています。

さらに、マンション、事務所ビル、商業施設など、ビアチェックが必要となる建物では、構造基準書もやっと改正後に後追いで販売され、構造計算ソフトの至っては、未だに認定されたものが出来ていないため、マンションなど大規模建築は60%もの減少率になってしまいました。
先月とあわせれば、実に100%近い減少です。

 

これほど激しい落ち込みは近年無く、また、社会情勢や経済情勢による客観情勢ではなく、行政の不作為による原因としては前代未聞の事となっています。
前回のコラムでは、半分冗談、半分本気で書いた『法改正とばっちり倒産』も本当に現実化する可能性があります。
また、今年前半期は、昨年よりも着工件数が1割程度減少し、建築に限って言えば、景気減退傾向が見られます。

 

これらのことを考え合わせれば、全く話題にも、新聞、テレビ報道にも上らない話ですが、建築業界では経済情勢の減退という大きなブレーキがかかっているのです。

    ・
    ・
    ・
    ・
    ・

■国土交通省、8月着工統計(抜粋)
全建築物の着工床面積は、982万u、前年同月比 42.1%減。( 7月は 22.7%減)
○新設住宅着工戸数は、前年同月比 43.3%減
○マンションは 7,069戸(同 63.2%減、2か月連続の減少、戸数ベース)
○一戸建住宅は 8,052戸(同 32.9%減、4か月連続の減少、戸数ベース)
○居 住 用は 590万u(前年同月比 41.6%減、2か月連続の減少)
○非居住用は 346万u( 同 42.4%減、2か月連続の減少)


(*1)8月の金額ベースの工事予定額は、1兆5347億円のため、減少率42.1%を逆算すると、減少が無かったと仮定したときの工事予定額は、2億6736億円となり、減少額は1兆1390億円となる。


仕事が止まった日本列島・続

住まいの水先案内人・エンドパネル
サポートサービスへのご案内